総面積64ヘクタール、様々なテーマの小庭園が設けられた美しいオークランド植物園では、ニュージーランド国内はもとより、世界中から集められた様々な植物についての知識を深めることができます。

美しい魅惑的な植物が1万種類以上生育するオークランド植物園は、園芸愛好家にとってはまさに至福の時を過ごせる場所です。まずは、表彰も受けている素敵なビジター・センターを訪れ、コーヒーを飲みながら見学ルートを検討しましょう。 まず始めに、フルーツや野菜、ナッツ、食用花など食用植物を集めた庭園を訪れます。少々趣を異にするこの庭園は、自分で作物を栽培したいと希望する園芸家には見逃せない庭園です。様々な施肥方法を比較する、役立つ展示も行われています。 ニュージーランド原産の植物を集めた庭園では、ニュージーランドの自然環境の中で生育する、ユニークな植物に関する知識を深めることができます。特に、絶滅の危機に瀕している植物類は必見です。 ローワー・レイク(湖)の脇を通り、植物園のさらに奥へ進むと、エキゾチックな雰囲気が漂い始めます。曲がりくねりながら流れる2本の小川沿いには、成木となった固有種の木々と混ざり、世界中から集められたヤシが立ち並んでいます。 バラ園、ツバキ園やタイサンボク園では、それぞれ花々の鮮やかな色彩に目を奪われるでしょう。 そこからは、春に花咲く植物の植えられた谷を通り、アフリカ南部の植物を集めたアフリカ園を訪れます。豊かな花々が咲き乱れるアフリカ園は、世界でも有数の花の庭園として知られています。 アッパー・レイク(湖)の脇を通り、特徴ある岩の庭園を過ぎ、香り漂うハーブ園を訪れます。 薬や染料、防虫剤、化粧品、香水など様々なハーブの利用方法を説明する案内板にも目を通してみましょう。 この地点へ来ればビジター・センターもすぐ近くです。もし見学途中に植物に関する疑問や興味を感じた点があれば、ビジター・センター内に設けられた図書館を利用してください。 オークランド植物園は、オークランド中心部から車で約30分、南へ向かうサザン・モーターウェイ(高速道路)沿いの便利な場所に立地しています。

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