フィヨルドランドの海洋保護区

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フィヨルドランド国立公園の自然は、山々の頂上からフィヨルドの海の底までが保護されています。

ミルフォード・サウンドから南のプリザベーション・インレット(Preservation Inlet)にかけて、フィヨルドランド沿岸には10ヶ所の海洋保護区が連なっています。 フィヨルドランドは景勝地として有名ですが、陸上だけでなく海中の環境も大変ユニークです。 山岳部に降る大量の雨が川を成し滝となって海に流れ落ちるため、海面には常に淡水の層ができています。海水の上に溜まった淡水の層は、場所により5センチから10メートルの深さに達します。 各海洋保護区には、魚類はもちろん、シャミセンガイのような腕足動物やカイメンなど、多種多様な生物が生息しています。特に、クロサンゴは300年以上かけて形成された世界でも最大級のものが多数あり、枝にクモヒトデが巻き付いている様子が見られます。ちなみに、腕足動物は見た目は二枚貝によく似ていますが、全く異なる種のもので、3億年以上前からほとんど変化していない起源の古い生物です。 アイヘ(バンドウイルカ)やケケノ(ニュージーランド・オットセイ)、タワキ(フィヨルドランド・ペンギン)、コロラ(コビトペンギン)といった動物もフィヨルドに生息しています。 フィヨルドランドの海の謎に迫るなら、ダイビングで潜ってみるのがお勧めです。現地にはガイド付きのダイビング・ツアーを催行している会社が複数あります。ミルフォード・サウンド内のピオピオタヒ海洋保護区には海中展望台があり、ダイビングをしなくても海面下の世界を見ることができるようになっています。
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