ケリケリの史跡

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ケリケリには人気のあるカフェやギャラリーだけでなく、ニュージーランド最古のヨーロッパ風建造物など、歴史的にも重要な見所がたくさんあります。

ノースランド地方のケリケリは、豊かな歴史のある古い町です。1800年代の初頭、この地を治めたホンギ・ヒカは、北島で最も有力な首長でした。他の部族の首長にも恐れられた人物ですが、宣教師としてやってきたサミュエル・マーズデンには、ニュージーランド史上2番目のミッション・ステーションの設立を許可しました。 ケンプ・ハウス(Kemp House)という名で知られるケリケリのミッション・ステーションは、ニュージーランドに現存するヨーロッパ風建築のなかで、最も古いものです。 この優美な木造の家は1821年、ジョン・バトラー牧師のために建てられました。すぐ近くにあるストーン・ストア(Stone Store)は、1832年の建造です。設計はメソジスト系宣教師のジョン・ホブス、建造はオーストラリアのニューサウスウェールズ州からやってきた元受刑者の石工が担当しました。当初の目的は、宣教団がテ・ワイマテ(Te Waimate)に所有していた農場で収穫される小麦を大量に保管しておくことでしたが、小麦の生産がうまくいかなくなった後は、カウリガムの売買に使われました。 ヨーロッパ系の移民の到来より前、ケリケリの盆地を見下ろす高台にあるコロリポ(Kororipo)は、防御柵に囲まれたパ(要塞)でした。宣教団がこの地に住み始めた1820年代のはじめ頃には柵はなくなっており、ホンギ・ヒカを首長とするマオリの集落がありました。現在は環境保全省が管理する保護区となっています。
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