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ハイライト

  • オットセイのコロニー
  • 砲床
  • 採石場跡

ロケーション

グレード:初級者向け

オットセイに近づかないでください

半日ほど時間を割いてウエリントンの南海岸へ散歩に出かけましょう。レッド・ロックスとオットセイのコロニーが見られます。飲み物とランチの用意をお忘れなく。

ウエリントン
レッド・ロックス, ウエリントン

ウエリントンの南側に位置するオフィロ・ベイからレッド・ロックス(パリフェロ)にかけての野趣あふれる海岸線を歩いてみませんか。この一帯は、マオリの歴史でも地質学上でも全国的に重要とされています。

 

200年ほど前に形成された赤い岩も必見です。岩の色についてはマオリの伝説が2つ知られています。一方は、ポリネシアの有名な航海者クぺが主人公です。パウア(あわび)を集めていて貝に手を挟まれ、その時に流れた血で岩が赤く染まったとされています。もう一方は、クぺの娘たちの血に染まったというもので、長い航海からなかなか戻らない父の安否が心配になり、岩場に出たときに深い切り傷を負ったと伝えています。

 

さらに先のシンクレア・ヘッドまで行くと、ニュージーランド・オットセイのコロニーがあります。5月から10月にかけて、コロニーには若い雄がやってきます。南島のコロニーで覇権争いに敗れた雄たちがここに集まるのですが、雌や子のいないコロニーなので、ここは比較的静かです。とはいえ野生動物はストレスに敏感に反応するので、充分な距離を保って観察する必要があります。

 

沿道には歴史的な見どころもたくさんあります。1900年代の戦乱期に設置された砲床のある辺りや展望ポイントからの眺めは素晴らしいものです。

 

関連情報

アクセス

  • アイランド・ベイ行きの1番のバスに乗って終点で降り、バッチ・カフェ、オフィロ・ベイ・パレードを通って海沿いに進みます。遊歩道の起点までは2kmほどあります。
  • 平日は4番のハッピー・バレー行きのバスですぐ近くまで行くことができます。病院から複雑な道を通る29番のサザン・ショッパー・バスも利用できます。
  • 週末の朝7時前と午後7時以降は、ハッピー・バレーおよびオフィロ・ベイにアクセスするバスはありません。

 

注意事項

  • 敏感なオットセイに危害を加えないよう、充分な距離を保って観察してください。

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