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マイケル・クーパー - ワイン評論家オークランドは、19世紀末ヨーロッパからの移民によって確立された、ニュージーランド ワイン発祥の地のひとつです。
歴史オークランドのワインの歴史は、北島北部のカウリの樹脂採掘現場で働くためにやって来たクロアチア人が、その後西オークランドに移り住みブドウ園を始めたことから始まりました。「バビッチ(Babich)」や「デレゲッツ(Delegat's)」など、初期に開拓されたブドウ園のいくつかを現在でも見ることができます。ニュージーランドの三大ワインメーカーである「モンタナ(Montana)」、「ノビロ(Nobilo)」、「ヴィラ・マリア(Villa Maria)」はいずれもクロアチアに原点があります。 試練の気候雨が多いオークランドでブドウを育てるのは簡単なことではありませんが、この地方で育てる利点のひとつはその暖かさにあります。カベルネ・ソーヴィニョンやメルロなどのブドウ種は、香りと風味の豊かな赤ワインを生み出します。 現在、オークランドのブドウ畑は、全国の割合でみるとたった4%を占めるのみですが、ワインメーカーの20%以上がここに拠点を置いています。 オークランドのワイナリーには国中からブドウが集まってきます。そのため、この町にいながらニュージーランド ワインの旅ができるようなものです。オークランド ワインを飲めば、国中の味を堪能できると言ってもいいほどです。 はっきりとした例外は、「クメウ・リバー(Kumeu River)」です。ここは、自分たちのブドウ畑で育てたブドウで造る素晴らしいシャルドネが世界的に知られています。 濃い赤紫色をしたフランス産スタイルの赤ワインで有名なワイヘキ島、オークランドの北に位置するマタカナや南のクレーブドンなど、郊外を拠点とする新しいワインも、ここ20年の間に頭角を現してきました。 島のブドウワイン愛好家にとって、ワイヘキはとても魅力ある場所です。ヘリコプターで島の上空を飛んでみると、ハウラキ湾に浮かぶこの島は小さなオリーブ畑とブドウ畑がいたるところに点在しているのがわかります。天気の良い日には、オークランドのダウンタウンからフェリーに乗って島に渡り、ワイヘキ島のブドウ園やカフェを巡ってみましょう。様々なタイプのツアーも催行されています。新しいワイナリーには素敵なレストランが併設されているところもあり、特に「マッドブリック(Mudbrick)」や「テ・ファウ(Te Whau)」は定評があります。 美しいマタカナ東海岸沿いを北へ車で1時間ほど行ったところにあるマタカナは、美しい田舎の風景と素晴らしいビーチの数々で知られています。メルロ、シラー、シラッツ、シャルドネ、そしてピノ・グリのすべての種類のワイン製造で成功を収めています。スペインの修道院に似せたスタイルの「アセンション・ワイナリー(Ascension winery)」に併設されたレストランは非常に人気があります。また、「ヘロンズ・フライト(Heron's Flight)」では珍しいニュージーランドのサンジョベーゼ(sangiovese)(キャンティの最上級種)を味わうことができます。 西オークランド ワイン紀行ワインにちょっとうるさい方は、「クメウ・リバー(Kumeu River)」、「クーパーズ・クリーク(Coopers Creek)」、「ノビロ(Nobilo)」、そして「マトゥア・バレー(Matua Valley)」といった定評あるワイナリーが点在するクメウに行くことをお勧めします。 よく見落とされてしまうワイナリーが「ウエスト・ブルック(West Brook)です。ここでは、のどかな環境の中で素晴らしいワインが造られています。ピクニック用のランチを持って、オークランドの心温まる緑豊かな田舎の風景と独特のワインを楽しんでみましょう。 |
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