マナワツ地方の観光ハイライト
大変印象深いマナワツ地方の風景は、一生の思い出になることでしょう。連なる山並み、岩場や川の数々、緑の牧草地、自然のままの森がいたるところで見られます。
ひと目でわかるお勧めハイライト
モカイ・キャニオン
カイマナワ山脈(Kaimanawa Ranges)の標高の高いところには、ランギティケイ川の浸食によって形勢された、地方の端から端まで伸びる見事な渓谷があります。時には荒れ狂う流れが岩にぶつかりながら、勾配のある急流や澄んだ水のよどみを創り出しています。海に近くなるにつれ、流れはゆっくり静かに、網状に広がっていきます。
風力発電
タラルアとテ・アピティの風力発電所には、158台の風力タービンが設置されています。送電線網に貴重な電力を送るのはもちろん、この地域の観光名所としても注目を浴びています。地元では、風力発電所を見学する方法として、四輪バイクや乗馬トレッキングなどと組み合わせたツアーを催行しています。
目の前で山の成長を見る
マナワツは、世界でも珍しい、山が成長するのが見られるところです。実は、この地域にはいくつかの背斜(地層が押しあげられ山形になっている部分)の地形があります。大変良い状態に保存されている上、人がたやすくアクセスできるところに存在することで世界的に注目されています。道路からはっきり見える、20kmに及ぶポハンギナ背斜(Pohangina Anticline)は南ルアヒネ山脈に沿うように走っています。おそらく50万年前にひとつもしくはそれ以上の数の背斜が最初に生まれたのではないかと考えられています。ポハンギナ背斜は少なくとも1年に1mmの成長が見られます。これは地質学的には大変早い速度です。
砂丘
6000年の歳月を経て形成されたうマナワツ地方の沿岸砂丘は、パテア(Patea)からパエカカリキ(Paekakariki)にかけて200kmにわたり広がっています。一番幅があるところで18kmもあります。ヒマタンギ(Himatangi)砂丘は、かつて、マオリの人々が魚を獲りに集まってきた重要な場所でした。
マナワツ峡谷
マナワツ峡谷は、山脈が川と交差するときに起こる現象を知る良い一例です。ここは、川が分水嶺を通り抜け、水が東から西へと流れ出す、世界でも珍しい場所のひとつです。
もともと現在の山脈が存在する前には、水は西方向に流れていました。過去100万年の間に、2つの大きな断層の間に地下の砂岩が割り込み、ゆっくり押し上げられました。その長い歳月の間に、マナワツ川が、少しずつ押し上げられていった分水嶺を削り、そこに渓谷を造りだしました。現在の道路や鉄道は、渓谷の垂直の壁の上にしがみつくような位置に建設されています。
ファンガヌイ川
ファンガヌイ川は、ニュージーランドの航行可能な川としては一番長いもので、北島全体では2番目に長い川です。伝統、伝説や神秘に満ちたこの地方では、ガイドとともに川沿いを旅するのがお勧めです。歴史を学びながら、この川の持つ多様な雰囲気を楽しみましょう。
ファンガヌイ川の中流と下流に隣接するように、手付かずの自然が残る広い低地林があります。この森林地帯がファンガヌイ国立公園の中心になります。森林の中で、初期のマオリ族の人々は畑を耕し、戦略上に重要となる高台に村を築きました。マオリの神話では、川のすべての湾曲部には守護神が宿っていると言われています。また、川の急流のひとつひとつに名前があり、ウナギ堰は川の流れが集中する位置に正確にしかけられていました。
ファンガヌイ川は、カヌーを楽しむのに適しています。それぞれ名の付いた急流は239ヶ所もありますが、初心者でも十分にカヌーを楽しむことができます。
ワンガヌイ国立公園の中に、一風変わった、有名な「行き先のない橋(Bridge to Nowhere)」があります。マンガプルア渓谷(Mangapurua Valley)の農場開発を目的に1930年代に造られましたが、開発は進まず、橋だけが残されました。開発の手を免れた周囲の森林はすぐに再生しました。現在では、ハイキング用の遊歩道が橋まで伸びています。
ファンガヌイ・リバー・ロードに沿って、ワンガヌイからピピリキまで小旅行に出かけましょう。ジェットボートに乗ったり、ファンガヌイ国立公園で人気のある1日コース「行き先のない橋」までのハイキングがお勧めです。
リバー・ロード沿いには美しく保存された集会所(マラエ)がたくさんあります。旅行者を受け入れていますが、入る前には許可を取らなくてはなりません。
エルサレム(マオリ名:Hiruharama、ヒルハラマ)の村は、かつてパティアレロ(Patiarero)と呼ばれた大きな村の一部でした。ここは、ニュージーランド史上著名な2人の人物が住んでいたところです。今日のカトリック教の布教を唱えた聖メアリー・オーバート(Mother Mary Aubert)と、1960年代に避難所と生活共同体を設立した詩人ジェームス・K・バクスター(James K Baxter)です。
もう1つの歴史的な場所は、美しく保存されてきたマラエ(集会所)のコリニティ(Koriniti)です。人気のある観光スポットで、ジェットボートやカヌーに乗って訪ねることができます。または、地方郵便の配達車に便乗することもできます。
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季節の特色
四季の見所
標高の高い所に雪が積もると、暖炉に火を入れる季節です。すっきりとした青空が広がる日もありますので、防寒着を着て輝く太陽のもと、丘の上を目指して歩いてみてください。ルアヒネとタラルアの森林公園はハイキングに人気があります。
出かける前にはパーマストン・ノースにある環境保全省のオフィスに寄って、安全に楽しめるコースを確認しておきましょう。アドベンチャーを満喫したあとには、田舎のパブで「本日のロースト料理」を注文するのがお勧めです。

| 人里離れた、神秘的なファンガヌイ川には自然が多く残っています。 |
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