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ジョナ・ロム

2005年6月、ロンドン。生まれ変わったジョナ・ロムがトゥイックナムのラグビー場へと走り出てきたのは、彼が慢性腎臓障害の病で倒れてから2年後のことでした。ロムにとっては、歩行困難な状況にまで悪化しながら腎臓移植手術を受け、術後わずか1年足らずで迎えた復帰戦だったのです。感銘を受けた42,000人の大観衆の前で、ロムは国際選抜チームを率い、イングランドの主将マーティン・ジョンソンが率いる選抜チームとの一戦に臨みました。ロムの夢は、もう一度、愛する母国ニュージーランドの代表選手となり、オールブラックスのジャージを身に着けることなのです。こうして、彼は夢に向けて大きく前進しました。

ロムは現役選手時代、タックルを受けても倒れないパワーあふれるプレーで、世界的に有名なスター選手として名を馳せていました。今年30歳になるロムには当時、海外から数多くの移籍の申し出がありましたが、ニュージーランドから離れることはありませんでした。それは、この国の恵まれた生活環境が、どんな高額なオファーよりも魅力的だと感じていたからです。ニュージーランドは、世界各国の大都市と同等の多様性がありながら、決して大きすぎることはなく、しかも人口400万人のひとりひとりが自分の居場所を確保できる余裕のある国だ、とロムは語っています。

ロムは、妻のフィオーナとオークランドに暮らしています。休暇を過ごすなら自宅が一番という彼にとって、あらゆることを忘れて心底寛げる唯一の場所が家なのです。ウォーターフロント地区にある自宅から、オークランドの街とスカイタワーの夜景や、ワイテマタ湾とノース・ヘッドを眺める気分は最高だと述べています。

ロム夫妻は、ハウラキ湾に浮かぶ美しい島、ワイヘキ島で結婚式を挙げました。ワイヘキ島は、白砂のビーチや原生林、有名なワイナリーやオリーブ畑、そして各種芸術工芸が盛んな島です。二人にとっては、ただの観光地ではなく、思い出のある特別な場所となりました。ロムはワイヘキ島は時間さえあればいつでも訪れたい所だと言っています。特に気に入ったは、のんびりと寛げる場所でありながら必要なものが全て身近にある点だそうです。7000人が住むワイヘキ島はオークランドからフェリーでわずか35分の距離なので、島からオークランドへ毎日通っている人も少なくありません。

二人は式場に、オファナケ・ベイの丘の斜面に立つ高級ロッジ、デラモア・ロッジを選びました。地中海風の建築様式とマオリの伝統彫刻のモチーフとなるつり針(マタウ)のイメージが見事に融合した建物には、4室のスイート・ルームに加え、洞窟のようなスパ、滝、サウナ、図書室、ワインセラーがあります。ウエディングの間、完全なプライバシーを確保できることも重要なポイントでした。素晴らしい環境のなかにある豪華なロッジに、二人は大満足でした。

ロムはオークランドで育ちましたが、長年選手生活を送った首都ウエリントンにも、特別な愛着を感じています。彼はウエリントンについて、住民のフレンドリーな人柄と、結びつきの強い地域社会、大都市としての多様性が組み合わさった素敵な街だと語っています。今でもよく足を運ぶ店として、有名レストラン「パスタ・パスタ」と、コートニー・プレイスにあるイタリアンの「ニコリーニズ」の名を挙げています。

ロムにとってはラグビーのみならず、食べ物もお気に入りの話題です。ラム肉のロースト、クマラ(サツマイモの一種)のローストやカボチャ、ポテト、その他の付け合せを添えたニュージーランド料理に目が無いそうです。魚料理も好きで、ワイテマタ湾のヘリポート近くに建つ一流レストラン、ミカノ・レストランのヒラメ料理がお気に入りということです。ちなみに、海外遠征中に一番恋しくなるのは、愛犬ジャックと、どこよりも素晴らしいニュージーランドの新鮮なシーフードだと語っています。


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•  ジョナ・ロム公式サイト
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