ケルト音楽とマオリ音楽のコラボレーション
地球の表と裏ほど離れていても、人々が考える以上にマオリと アイルランドには共通しているところがあります。
小さな島に位置することや、植民地化に対抗して戦ったこと、そしてポテトが好きなことなどが挙げられますが、音楽にも共通点がみられます。
2008年初めに予定されている「グリーン・ファイヤー・アイランズ」というプロジェクトは、アイルランドのケルト音楽とニュージーランドのマオリ音楽とのコラボレーションです。このような異なる民族音楽が融合するプロジェクトは初めてといえるでしょう。
このプロジェクトはアイルランド音楽界の重鎮、伝統的なケルト音楽の復興に尽力しているドーナル・ラニーの考案によるものです。3回行われるコンサートでは、彼も14名の演奏家とともに参加します。
マオリ音楽では、マオリ文化の象徴的オピニオン・リーダーとして幅広く知られ、昨年11月に来日し「ニュージーランド・パラダイス・ウィーク」で歌声を披露した、ヒネウェヒ・モヒが登場します。彼女はマオリ文化の大切さを知らしめるために、1999年のラグビー・ワールド・カップでニュージーランド国歌をマオリ語で歌い、物議を醸したことがあります。その後は英語とマオリ語で国歌が歌われるようになりました。彼女はマオリ文化の復興をテーマにしたマオリ語による音楽アルバムを2枚発表し、2枚とも国内でダブル・プラチナを獲得しています。そのうちの1枚「オセアニア」は日本でも発売されました。
輝かしい受賞歴を誇る詩人グレン・コルフーンと映画制作者のアルン・ボーリンジャーは、このプロジェクトに参加する演奏家たちを追って、ドキュメンタリーを制作する予定です。異なる文化が万華鏡を見るように融合し、結果として独創的な音楽や才能が生まれる様子を捉えていきます。
輝かしい受賞歴を誇る詩人グレン・コルフーンと映画制作者のアルン・ボーリンジャーは、このプロジェクトに参加する演奏家たちを追って、ドキュメンタリーを制作する予定です。異なる文化が万華鏡を見るように融合し、結果として独創的な音楽や才能が生まれる様子を捉えていきます。
ニュージーランドへやって来た宣教師たちはタオンガ・プオロを下品なものとみなし、それらを撲滅してしまいました。しかし、手彫りによるこれらの楽器は、国を代表する解説者のひとり、リチャード・ヌンズの尽力により復活しつつあります。前述のヒネウェヒ・モヒのアルバム「オセアニア」は、これら伝統楽器を使用した独特の音楽が話題を呼びました。このようにタオンガ・プオロはさまざまな音楽にも使われるようになってきています。
自然のままの景観が美しい、サーフィンとアーティストの街として知られる北島のラグランで、プロジェクトのリハーサルが行われる予定です。
3月11日のウエリントンを皮切りに公演が始まります。
3月11日火曜日
コンサート – ウエリントン・ニュージーランド・インターナショナル・アート・フェスティバル 会場:マイケル・ホウラー・センター
3月14日金曜日
コンサート – タラナキ・ウォーマッド WOMADフェスティバル
3月17日月曜日
聖パトリック祭コンサート 会場:オークランド・タウン・ホール
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