陽光まぶしい南半球の祝祭シーズン
真夏にクリスマスや新年を迎えるニュージーランドの年末年始は、北半球の伝統的な祝祭シーズンと一味違います。12月になり、暖かくなってくるとホリデーシーズンの幕開けまであとわずか。バーベキューや伝統的なデザートのパブロバ、ニュージーランド音楽のコンサート、そしてビーチへ大移動するシーズンが始まります。
夏に訪れるニュージーランドのクリスマスと新年は、日が長く、暑くて天気の良い日に恵まれます。12月半ばには小中高等学校や大学も夏休みに入り、家族連れが海辺や湖畔の小さな町へ移動し、別荘、キャンプ場などに滞在するため、大都市近郊は人通りもまばらになります。
家族連れや友だち同士のグループに人気があるのは、家を一軒まるごと借りたり、キャンプ場にテントを張って寝泊りする滞在方法です。「Bachcare」、「Holiday Homes」、「Holiday Houses」、「New Zealand Holiday Homes」などのウェブサイトでは、ニュージーランド各地の貸し別荘を紹介しています。また「Top 10 Holiday Parks」は、全国48ケ所のキャンプ場を紹介しています。環境保全省は235ヶ所以上の車でアクセスできるキャンプ・サイトを管理しており、ハイキングやトレッキングの途中でキャンプができる場所も提供しています。
暑くなってくると、ビーチや湖、海岸が身近なニュージーランドでは、ニュージーランド人、旅行者を問わず、幅広い水上スポーツを楽しめます。ボート、水上スキー、フィッシング、ダイビング、カヤック、サーフィン、海水浴などは、全て夏の人気レクリエーションです。ある程度の規模の町であれば必要な道具をレンタルすることが可能です。
クリスマスが近づいてくると、市町村が地元で様々なイベントを催します。公園を会場にしたクリスマス・コンサートや目抜き通りを練り歩くサンタ・パレード、クリスマス・ライト・フェスティバルなどが行われ、地元の著名人が華を添えます。通常イベントは無料で、開催時期や場所については11月終わりから12月初頭に地元で発表されます。
クリスマス当日は諸外国の伝統的な祝い方と比べるとずっと落ち着いています。午前中にプレゼントを開け、ボリュームのある伝統的なクリスマス・ランチを食べますが、ニュージーランドらしいサラダやバーベキュー、パブロバなどのメニューもあります。一般家庭では昔から松の木に飾りつけをしますが、ポフツカワという在来種の樹木は、沿岸部で育ちクリスマスの頃に真っ赤な花を咲かせることから、「ニュージーランドのクリスマスツリー」として親しまれています。
クリスマス・デーの翌日は「ボクシング・デー」と呼ばれる祝日です。毎年、競馬やクリケットの試合を観戦したり、各ショッピングセンターで行われる「ボクシングデー・セール」へ繰り出したり、前日の疲れを癒したりしながら過ごすニュージーランド人がほとんどです。
大晦日は、休暇を過ごす人でにぎわう各地の海辺の町で国内有数の音楽イベントが開かれ、一気にお祭りムードが高まります。有名なイベントとしては、ネルソンの「カスプ」やギズボーンの「リズム&ヴァインズ」などがあります。「リズム&ヴァインズ」は、北島イーストランド地方のギズボーンで毎年開催されているレゲエ音楽を中心としたお祭りで、会場はブドウ園の中です。
ニュージーランドで人気のミュージシャンやバンドがこの時期に各地のパブやバーを回るツアーを行うこともあります。ツアーの情報はバーや地元の新聞で入手することができます。
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