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古代マオリの足跡を辿って

マオリ伝説によれば、ピオピオタヒ(マオリ語でミルフォード・サウンド)は氷河によって造られたものではなく、フィヨルドランド沿岸の岩を削るよう命を受けたトゥ・テ・ラキ・ファノアと呼ばれるアトゥア(半神半人)によって造られたと伝えられています。トゥ・テ・ラキ・ファノアはカラキア(歌)を力強く歌いながら、テ・ハモと呼ばれるトキ(手斧)を振ってそびえる岩壁を削り始めました。

北へと向かって作業を続けるトゥ・テ・ラキ・ファノアは、しばしば外海から吹き付ける嵐に見舞われました。彼は、嵐を避けるために、海から内陸へと曲がりくねった入り江を彫ったのです。現在この地方に数多く見られる入り組んだ海岸線のフィヨルドは、このようにして造り出されたと伝えられています。ミルフォード・サウンドは、フィヨルドランド沿岸に数あるトゥ・テ・ラキ・ファノアの彫刻作品(つまりフィヨルド)の中でも最高の仕上がりであると言われています。

ミルフォード・サウンドは、今から千年以上もの昔、古代マオリの部族によって発見されたと考えられています。ミルフォード・サウンドの入口部分にあたるアニタ・ベイで産出されるポウナム(マオリが珍重するグリーンストーン)を採集するため、彼らは定期的にこの地域を訪れていたようです。彼らが当時歩いた東側からミルフォード・サウンドへと通じるルートは、ミルフォード・トラックのマッキノン峠のような急な峠を越える山道です。今日では、一日観光や宿泊付きクルーズに参加すれば、かつて苦労してミルフォード・トラックを訪れていた古代マオリたちの足跡を、手軽に辿ることができます。

より詳しい情報:

スー・ローベル(Sue Lovell)
デスティネーション・フィヨルドランド(地方観光局)
(Destination Fiordland)
電話 +64 3 249 7959
携帯 +64 3 249 7949

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