ヘクターズ・ドルフィン(セッパリイルカ)
ヘクターズ・ドルフィン(セッパリイルカ、Cephalorhynchus hectori)は世界で最も珍しく、体が一番小さいイルカです。主に南島の近海に生息していますが、北島西海岸側のカフィア~カイパラ・ハーバー辺りでも少数の個体群が確認されています。基本的には同一種とされていますが、北島にいる100頭足らずのイルカたちは、南島に生息するものとは異なる遺伝子を有します。サウスランド東部のワイカワ・ベイやポーポイズ・ベイに時折姿を現しますが、最も頻繁に見られるのはクライストチャーチから15分ほどのリトルトンと、90分ほど離れたバンクス半島のアカロア湾です。バンクス半島周辺では地元の人々の協力を得て計画的なイルカの保護が進められており、1985年には約600頭にまで減っていたのが、現在では5000頭程度まで個体数を回復しています。
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