ピンクテラスとホワイトテラス
ピンクと白に輝く沈殿物のシリカでできた階段状の2つのテラスは、当時世界8番目の不思議と称えられていました。
ロトマハナ湖畔にあったこのピンクテラスとホワイトテラスには、世界中の人々が観光に訪れていました。蒸気船と馬車を乗り継ぎ、カヌーに2時間乗り、最後は歩いて大自然の作り出した傑作を見にきていたのです。
ホワイトテラスはマオリ語でテ・タラタ(「刺青のある岩」の意)と呼ばれ、面積3ヘクタール、高さは30メートルもありました。一方、オトゥカプアランギ(「曇り空の噴水」の意)と呼ばれたピンクテラスは、それよりも小規模なものでした。テラスの下部には澄んだ青い水溜りがいくつもできていました。
しかし、1886年に起こったタラウェラ山の大噴火によりテラスは2つとも破壊されてしまいます。死者は150名に上り、周囲の地形も変わり果てた姿になってしまいました。
タウポ近郊のワイラケイ・テラスは、ピンクテラスとホワイトテラスを人工的に再現したものです。始まりは人工的でしたが、その後自然の力によってピンク、青、白に彩られた段丘ができあがっています。
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