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RWC All Black 2007: バイロン・ケラハー

バイロン・ケラハー(Byron Kelleher) 1976年12月3日、ダニーデン生まれ。闘志あふれるハーフバックとして知られ、ルースフォワードに加わって動いたり、瞬発的な脚力でラインを破ったりといった活躍もできる、体力のある選手です。1999年に対サモア戦でデビュー、以来54のテストマッチで35ポイントを獲得。


ニュージーランドで好きな地域はどこですか。

ビーチと風景のきれいなタウランガです。沖合にはたくさんの島があり、コロマンデル地方もすぐ近くなので、ダイビングやフィッシングが満喫できます。天候に恵まれているうえ、人々は気さくで、カフェやレストランもいい店がたくさんあります。

休みの日には何をしていますか。

フィッシングとダイビングが好きです。機会があればスキーもやりたいのですが、オールブラックスのメンバーにとっては禁断のスポーツですので、なかなかできません。ニュージーランドにはいいスキー場がたくさんあります。特にクィーンズタウンとワナカあたりは降雪量も十分にあり、スキー場からの眺めは最高です。

ニュージーランドに優秀なラグビー選手が多いのはなぜでしょうか。

ニュージーランドは小さな国なので、他の国と比べると、他の地方へのアクセスが簡単で、交流も盛んです。全国代表のチームでもお互いのことが分かっているので、結束しやすいのです。

小さい頃からよくラグビー観戦をしていましたか。

もちろん。ニュージーランドで生まれ育った自分のまわりには、いつもラグビーがありました。ラグビーはニュージーランド文化の大部分に関わっています。オールブラックスはニュージーランドでも最も象徴的な存在であり、そのメンバーになるということは、伝統を受け継ぐだけでなく、歴史を作っていくことを意味します。


あなたにとってハカとは何ですか。

ハカでは自分自身だけでなく、家族や友人、愛する人々、先祖の象徴です。そして、一緒にハカをしているチームの絆であり、隣にいる仲間たちを含め、全員の思いがひとつになったものです。

文化的な面から見ると、マオリの文化に対するオールブラックスの敬意の表れとも言えます。マオリ文化はチームにしっかりと根付いているのです。ニュージーランドでは、サモア、トンガ、ラロトンガ、フィジー、ヨーロッパ系など、多彩なルーツの文化が融合しています。チームのハカはまさにその多様性が一体となった姿です。

子どもの頃、わくわくしながらハカの登場を待っていました。ハカはニュージーランド独特のものです。2004年にチームでこれからのハカのありかたについて話し合ったとき、パフォーマンスとして形骸化していくのではなく、儀式としての本来の意義とそれに込められたマナ(精神)を取り戻すべきだと考えました。

そういうわけで、今後のチームのための新しいハカを作ることになりました。新しいハカには、今のチームをよりよく表し、将来加わる若い選手も理解でき、ともにより強く成長していけるようにという願いが込められています。

ワールドカップに向けての抱負は。

過去2回、ワールドカップに出場し、いずれも失敗に終わったので、心の底にはまだその傷が残っていると思います。

だからこそ、次回ハーフバックの第一候補となるために、ニュージーランドの地でがんばってきました。世界の頂点に立つチームの一員として、カップを手にすることが目標です。


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