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トラウト・フィッシング(マス釣り)

ニュージーランドの湖や川にいるマス(トラウト)は野生のままに生息しています。釣果を上げるには、ルアーやフライの選択、投げ入れるキャスティング技術、そして落としどころが非常に重要です。また、釣り人にも慎重さや忍耐、そして、状況を的確に判断・分析する能力が求められます。つまり、それだけ手ごわい相手だと言い換えることもできます。

ニュージーランドには10メートルから20メートル間隔でマスが生息する魚影の濃い川もあれば、ポイントまで何キロもの距離を歩かなければならない川もあります。このように地域によって環境や状況が大きく異なるニュージーランドでは、地元の人にベストスポットを尋ねるのが一番です。ニュージーランドの一般的なマス釣りシーズンは毎年10月初旬から4月下旬にかけてですが、地域により禁猟期間が異なるので事前確認が必要です。年間を通してマス釣りが可能な川や湖もあります。各地のシーズンや規則については、その地域在住のフィッシング・ガイドに確認しましょう。

*フライフィッシングのシーズン

10月1日から5月31日、ベスト・シーズン:10月~3月

*トラウト・フィッシング季節ごとのハイライト

1月~2月:南島全域でのフィッシング、特にドライフライ(水に浮くフライ)を使ったフライフィッシングが最高に良い時期。また、全国的にルアーフィッシング、フライフィッシングともに良好。ロトルア地区、タウポ地区も良いシーズンで、特に川が流れ込む河口部を中心としてストリーマーフライ(小魚を模したフライ)が有効。

3月~4月:天候が比較的安定するため、全国各地の湖でトローリングが適している。南島・北島とも各地の清流では、ドライフライ、ニンフ(水生昆虫の幼虫のフライ)、ルアーが有効。この時期、湖の産卵期は終了している。川が流れ込む河口部でのフィッシングは当たりが期待できる。

5月~6月:ロトルアのタラウェラ湖、ロトイティ湖を代表とするいくつかの湖では、川が流れ込む河口部でのフライフィッシングで大物が狙える時期。また、トンガリロ地区の清流やタウポ湖へ流れ込む川でもフライフィッシングが良好。南島サザン・レイクス地方の湖はトローリングに最適。この時期にフィッシングが許可される高地の湖ではシンキングライン(沈む釣り糸)を使ったフライフィッシングも一部良好。

7月~9月:タウポ湖へ流れ込む川では下流部にのみ釣り場は制限されるが、湖から川を遡るマスを狙うには最高の時期。湖畔からのフライフィッシングは許可されている湖が多いが、「河口部から200メートルの範囲を除く」との制限つきでルアー釣りが許可されている湖もある。南島カンタベリー地方の高地にある湖の多くとオタゴ地方の湖のほとんどでは、流れ込む川の河口部200メートルを除きフィッシング可能。ニンフまたはストリーマーが最適。

10月~12月:ニュージーランドでは最もフィッシングに適した季節のひとつ。この時期後半には、湖や川のすべてでフィッシングが許可される。タウポ湖とロトルア地区の湖では産卵がピークを迎えるので、ハーリング(フライタックルを投げないボートでの引き釣り)やフライフィッシングが適している。特にタウポ湖西岸の入り江やトンガリロ川河口部が最良のポイントである。北島、南島とも大小の川で十分な当たりが望める。南島の一部河川では、源流から流れ込む雪解け水のために10月には水が濁ることがあるが、11月に入れば透明度が増してくる。


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