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ポート・ワイカトに大規模な風力発電所の建設計画

2007年10月26日

北島のポート・ワイカトという小さな集落の近くに大規模な風力発電所を建設する計画が進行しています。総工費20億ドルの予算で高さ150メートルのタービン218機が設置される予定です。

コンタクト・エナジー社の事業計画によると、マオリ語で「北西の風」を意味するアウアウル・マ・ラキと名づけられたこの風力発電所は、最大650メガワットと世界的にも大型のもので、訳25万世帯に十分な電力を供給できる見込みです。

ちなみに、現在の世界最大の風力発電所は、テキサス州北端部のホース・ホロー(出力735メガワット)です。

ポート・ワイカトの計画では、グレート・バリア島よりも35平方キロメートル広い、320平方キロメートルの敷地にタービンが設置されます。

計画の発表の数日前には、エネルギー相のデービッド・パーカー氏が燃料を必要とするベースロード用発電機の新設を10年間禁止する可能性を示唆したばかりでした。

EECA(エネルギー効率・保全局)代表のマイク・アンダーヒル氏は、この計画が認可された場合、2025年までには、再生可能な資源による発電の90%(全国比)を占めるようになると予測しています。

グリーンピースの気候キャンペーン担当ジム・フートナー氏は、気候変動問題に対応するうえで再生可能なエネルギーは不可欠であるとしながらも、次のような指摘をしています。

「ただし、風力発電所については潜在的な問題をよく考慮して、しかるべき場所に建設するよう綿密な計画を立てることが重要です。新しい風力発電所の建設には国や地球規模で好ましい利点がありますが、グリーンピースとしては、現場の環境や地元住民およびマオリ部族に配慮し、合意に至るまでに十分な話し合いの機会を持つことを勧めたいと考えています。」

ポート・ワイカトの近くでベッド&ブレックファストを運営しているグレニース・スミス氏によると、地元住民は、タービンが一般道からは見えない場所に設置されるとの説明を受けているということです。「海辺からは離れた広大な牧羊農場が用地になるそうですが、かなり距離があるので、道路からはほとんど見えません。」

スミス氏は、地元に利益をもたらすものとして風力発電所は歓迎されるだろう、とも語っています。

「収入が期待できるということで、一部の農場主は建設を楽しみにしているようです。」

風力発電所は2010年までに着工し、2014年ごろ完成する予定です。

さらに詳しい情報:

www.contactenergy.co.nz