鳥類で一番頭がいいキーウィ
2007年12月11日
キーウィの小さな頭の中には、並みの鳥以上に優れた脳があることが判明しました。
このほどオークランド大学で行われたある研究によると、キーウィの脳は近似の鳥類よりも大きめで、よく発達しているということです。
研究チームは、キーウィ、ダチョウ、エミュー、シギダチョウ、そして絶滅したモアなどの古顎下綱に分類される起源の古い鳥類を対象に調査を行い、知能を司る前脳部が非常に発達していることを明らかにしました。
体重に対する脳の重量の比率を見ると、通常、古顎下綱に属する鳥類は、新しく分化した新顎下綱よりもが小さくなっています。しかし、キーウィについては例外的に、新顎下綱とほぼ同様の比率であることが分かっています。
脳の大きさはMRIやCTスキャンで脳と頭蓋骨を測定したうえで、全体重との重量比を考慮に入れて計算されました。
この研究の詳細は、専門誌(Brain, Behaviour and Evolution)に掲載されています。
追記
キーウィについて
国鳥キーウィはニュージーランド固有の鳥です。既に絶滅したモアと同様、起源の古い鳥で、この種のものでは唯一の生き残りです。現在は絶滅の危機に瀕しています。夜行性で翼がなく、長いくちばしの先端に鼻孔があります。メスは自分の体重の15%程度に相当する重さの卵を産みます。体と卵の重量比で見ると、これは鳥類で最大です(ダチョウの場合は2%)。つがいは生涯変わらず、なかには30年一緒に過ごすものもいます。
モアについて
翼のない鳥モアは、かつてニュージーランドに11種類いました。そのうち最も大きいジャイアント・モアは、立った状態で3メートルにもなる、史上最大の鳥です。地面にできた穴の中から、転落したと思われるモアの骨が多数発見されています。昔はマオリが食用にしていましたが、今から400年ほど前に絶滅したと考えられています。
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