フランスを舞台にしたニュージーランド人作家の小説が映画に
2008年2月18日
『クジラの島の少女』、『スタンドアップ』で知られるニキ・カーロ監督待望の新作、『The Vintner's Luck(原題)』の映画撮影が開始されました。この作品はニュージーランドとフランスの合作映画となります。
同監督作品には、『クジラの島の少女』に続き、アカデミー主演女優賞に史上最年少でノミネートされたケイシャ・キャッスル=ヒューズの出演が決まっています。原作はニュージーランド人作家、エリザベス・ノックスの同名小説で、以前から同監督の製作予定に名前があがっていたものです。脚本ではジョーン・シェッケルと組んでいます。
『The Vintner's Luck』のヴィントナーズとはワイン製造者のことです。 この映画は、19世紀のフランスを舞台に、ソブランというワイン製造者が天使と出会い、生涯にわたって関わり合う物語です。
カーロ監督は「撮影が始まりとてもワクワクしています。エリザベス・ノックスの作品を映画にできることを光栄に思います」と語っています。
同監督はまた、「ケイシャと私は親しく、長く一緒に仕事をしてきました。今度は大人役の彼女と仕事ができることを楽しみにしています」とも語っています。
オークランドで開始された撮影は、フランスのブルゴーニュ地方へと舞台を移し、その後はベルギーへ移動して行われる予定です。
『ある子供』、『つぐない』に出演したベルギー出身の俳優ジェレミー・レニエが主役のワイン製造者、ソブランを演じます。ケイシャはソブランの美しい妻、セレステの役を演じることになります。
18歳になるケイシャは若いながら、すでに『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』や『マリア』といった大作に出演した実力派です。ケイシャは「大人役は初めてなのでとても緊張していますが、今では演じるのをとても楽しみにしています。やりがいのあるチャレンジとなるでしょう」と感想を述べています。
フランス出身の俳優ギャスパー・ウリエルは、神の使いというよりは人間のように見える天使ザスの役を演じます。ウリエルは『ロング・エンゲージメント』や『ハンニバル・ライジング』といった代表作を含め20を超える作品に出演してきました。
オーロラ男爵夫人を演じるアメリカ出身のヴェラ・ファーミガは、1997年ヒース・レジャー主演のテレビシリーズ『Roar』で注目された女優です。それまでインディーズ映画に多く出演していた彼女は、マーティン・スコセッシ監督の『ディパーテッド』で一躍脚光を浴びました。
作家のエリザベス・ノックスは作品の映画化について「素晴らしい出演者や製作者によって製作が始まったことをとても喜んでいます。映画を見るのが今から楽しみです。映画をきっかけに、より多くの人に作品を読んでもらえるようになるでしょう」と語っています。
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