ニュージーランド人技師が災害地域に水を供給する装置を開発
2008年3月18日
緊急事態に面した小さな島を救う装置がニュージーランドで開発されました。
オークランドのエンジニア、ヴィクトリア・フレイ氏が設計した小型海水淡水化装置は、災害地域で何百人分もの飲料水を供給することができます。
「この装置は1日3000リットルの水を処理することができます。これは900人規模の小さな村なら緊急時に十分な量です」とニュージーランド赤十字社の人道的事業担当、グレン・ローズ氏は述べています。
この装置は小さくて頑丈なため、海外輸送にも適しており、使用後はニュージーランドへ返送し次の緊急時に備えることができます。
これまでの赤十字の海水淡水化装置は4万人まで対応できる大規模災害用でした。今回開発された小型装置は太平洋諸島など、小さな孤島での利用を念頭においた特別仕様となっています。
フレイ氏はオーパス・コンサルタンツ社で飲料水・公衆衛生分野のエンジニアとして働いています。赤十字には80人のニュージーランド人専門家が緊急時のボランティアとして登録しており、彼女もその一人です。
フレイ氏の最初の救援活動は2004年、バヌアツのアンバエ島でマナロ山が噴火した時でした。その時使われていた淡水化装置は保護用ケースのない簡素なものでした。改善の必要性を感じた彼女は、オークランドに戻るとすぐにゼネラル・マリン社のエンジニアたちと協力し、次の災害地に送ることができるよう、より頑丈な装置の開発に取り掛かり、今回の完成に至ったということです。
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