ネズミの香水がニュージーランドの野鳥を救う?
2008年4月2日
野ネズミを魅惑し、ニュージーランドの鳥たちが喜ぶ香りが開発されています。
マッセイ大学で行われたある研究で、野ネズミが研究室の実験用ラットの匂いに関心を示すことがわかりました。これを利用すれば、野ネズミを罠に誘導するための香水が開発できるかもしれません。害獣の駆除がより効果的にできれば、ニュージーランド原産の野鳥の個体数を増やすのに役立ちます。
博士論文に取り組んでいる研究員、アナ・グゼル氏とマーク・シーブルック=デヴィソン氏は、野ネズミの繁殖パートナー探しの方法を手がかりに、オークランドの北にあるファーム内のブッシュで実験を行いました。その結果、野ネズミがブッシュから出て、ケージに入れられた実験用ラットの様子を探りに来ていたことが足跡で確認されました。また、ラットを入れていないケージでも、巣材に付着した実験用ラットのにおいを確かめに来ていたことが判明しました。
グゼル氏はこの有意義な発見をもとに、ネズミの尿から有効成分を生成し、餌や罠ににおいを付ける商品ができれば、と期待しています。
先日、害獣駆除の終わったはずのハウラキ湾のある島で、ネズミが目撃されるという緊急事態がありました。連絡を受けた環境保全省(DOC)では、先述の実験と同様の対策をとりました。
大学の研究室のネズミ数匹にリードを装着し、島内の要所を歩かせて地面ににおいをつけたうえでケージに入れておいたところ、数日後、ケージから50メートルほどの場所で野ネズミが捕獲できたということです。
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