ウェタが映画『ナルニア国物語』関連本を出版
2008年6月3日
ニュージーランドの特殊効果スタジオ、ウェタ・ワークショップが、映画『ナルニア国物語』の詳細な舞台裏を紹介する本を出版しました。
同社は『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の特殊効果を担当し、アカデミー賞を受賞したことで一躍有名になりました。『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』、そして今月公開の最新作『第2章:カスピアン王子の角笛』にも同社が関わり、全く違った新たな世界を作り上げています。第1章、第2章共にニュージーランド人であるアンドリュー・アダムソン監督がメガホンを執りました。
『クラフティング・オブ・ナルニア』と題されたこの本は、共にウェタ・ワークショップのデザイナーであるダニエル・ファルコナー氏が執筆、ポール・トービン氏がデザインを務めました。『カスピアン王子の角笛』が公開される6月11日、同社を率いるリチャード・テイラー氏が正式に発売開始を発表します。
同映画の撮影では、歴史、風景、大小の生き物、兵器、衣装など、ナルニアの世界全てを創造しなければなりませんでした。同書では、300ページにおよぶ写真やスケッチでそれぞれを詳細に紹介しています。
この本に掲載されている写真を見れば、映画を見ただけではわからない小道具の細かい部分までじっくりと観察することができる、とトービン氏は語っています。
インスピレーションを与えたい
2人は若いアーティストがこの本からインスピレーションを受け、既存の世界にとらわれず夢を追い求めてくれればいいと考えています。
「この本を読めば、いろいろと考えさせられると思いますよ。『数学のノートに描いたモンスターの落書きが仕事につながることもあるんだ』とね」とファルコナー氏は言います。
「それに、こんな素晴らしい仕事をニュージーランドでニュージーランド人がやっているということがわかります。ハリウッドの夢物語ではなく、自分たちにも手が届くことなのです」
「ウェタでは数百人のスタッフが、自分の仕事に情熱を注ぎ、夢を追い求め、素晴らしい成果を挙げているのです」
2人は将来ウェタが関わる映画についても本を出していきたいと語っています。
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