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トピックス

 

ニュージーランド人が南極点レースに参加

2008年7月16日

探検家アムンセンとスコットがおよそ100年前に南極点を目指して以来、初めてとなる南極点レースが行われます。3名からなるニュージーランドと英国の合同チームがこのレースに挑戦します。

この「アムンセン・オメガ3 南極点レース」は、12月に南極大陸約800kmの距離を全10チームで競うものです。その他、英国から7チーム、ノルウェーから2チームが参戦する予定です。

チームの一人、ニュージーランド出身のロス・マックスウェル氏はスカイダイビングの第一人者で、ノルウェーの山々から飛び降りたり、ロス海の氷棚からスキューバダイビングをしたり、数々の耐久レースに参加した経歴をもっています。

「ニュージーランドは地理的に南極に近く、連絡基地としての 歴史的なつながりもあります。エベレスト初登頂のヒラリー卿が国民的英雄である国で育ったニュージーランド人に、これ以上にふさわしい究極のイベントがあるでしょうか」と同氏は参加の動機を語っています。

クレイジーな参加者
人類初の南極点到達を競ったレースは、1991年12月14日にさかのぼります。この日、ノルウェー出身のロアール・アムンセン率いる探検隊が、英国のロバート・ファルコン・スコット率いる探検隊に先駆けて到達を果たしました。スコット隊が到達したのはほぼ1ヶ月遅れの1912年1月17日でした。

主催者によれば、チームはマイナス50℃もの低温に耐えながら、スキーを履いて70 kgのそりを引きながら極点を目指して進まなければならないとのことです。極点到達には途中2850mもの高さを登ることも要求されます。このような過酷なレースから、参加者を「クレイジーズ」と呼んでいます。

「天気の良い日には18時間もスキーで滑ることになります。体力よりも精神力の強さがレースを左右するでしょう。最も危険とされるのは、クレバスへの落下です」と主催者のトニー・マーティン氏は述べています。早いチームで30日、ペースの遅いチームで45日かかると見込まれています。

別世界

英国出身、オリンピックのローイング(漕艇)で2回優勝のジェームス・クラックネル氏とテレビ司会者のベン・フォグル氏も参加を表明しています。この2人は2005年に4700 kmをいくアトランティック・ローイング・レースを完走した実績があります。

最近、フォグル氏はニュージーランドを訪れ9日間を過ごしました。その間に、原生林のキーウィ探索をはじめ、シーカヤックやサザンアルプスのロッククライミングといったアドベンチャーに挑戦しました。同氏は「どれほど美しいか言葉では表現しようのないくらい、ここには別世界が広がっています」とニュージーランドの感想を述べています。


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