マオリ語のGoogle誕生
2008年7月16日
7月23日、ニュージーランドの公用語でもあるマオリ語のGoogleが正式に誕生します。来週には時を同じくしてマオリ語の推進を目的とする「テ・ウィキ・オ・テ・レオ・マオリ(マオリ語週間)」も始まります。
マオリ語版の検索エンジンGoogleは、ロトルア在住のビアシニー=トゥレ夫妻のチームが中心となって実現しました。
夫妻はともにマオリ語を学び、マオリの血を受け継ぐビアシニー=トゥレ氏は、マオリに関するニュースやイベントを紹介するメディア用のウェブサイトを運営しています。夫人はプエルトリコの出身です。
この新しい検索エンジンによってより多くのマオリの人々がインターネットに親しむことはもちろん、言語そのものが確実に新しい方向へむかって広がっていくことが重要である、と同氏は立ち上げの理由を語っています。
「4歳になる長男のアトゥタヒは就学前ですが、もうコンピューターを使います。子供たちにマオリ語を使う機会を作ってやらなければ、衰退は避けられないと感じていたのです」
好意的な返答
米国Googleのオーナーにマオリ語版のアイデアを伝え、好意的な返答を得てから、夫妻は40名から成るボランティアチームとともに1年を費やし、検索ページの翻訳作業を進めました。
ニュージーランド・マオリ語委員会(テ・タウラ・フィリ・イ・テ・レオ・マオリ)もこのプロジェクトに関わりました。
テクノロジー専門用語
チームにとって問題となったのは、テクノロジー専門用語の翻訳でした。
「人々が思っているほど翻訳は容易くありません。言葉が意味するテクノロジーそのものを理解しなければならないのはもちろん、同時にそれに対してマオリ語の伝統的な言葉を当てはめなければならないのです」と、マオリ語チーフ・エグゼクティブのフハナ・ロックス氏は語っています。同氏はまた、翻訳の過程を「古い言葉を新しい方法で使う」と表現しています。
例えば、コンピューターを指す「ロロヒコ」は、「ロロ(頭脳)」と「ヒコ(電光)」を組み合わせています。
マオリ語週間
30年以上にわたって毎年行われている「マオリ語週間」は、今年は2008年7月21日から27日までとなっています。今年のテーマは「テ・レオ・イ・テ・カインガ(家庭で使うマオリ語)」です。
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