サステイナビリティでニュージーランドが世界のトップ10入り
2008年7月8日
環境保全に意欲的なニュージーランドが世界140ヶ国を対象に行われたサステイナビリティのランキング調査で見事7位となりました。
国別環境指標ランキング(EPI)は、各国の指針が環境問題に対する取り組みや実績をどのように評価しているかを数値化したもので、米国のイェール大学とコロンビア大学が共同で行った調査をもとにしています。
ニュージーランドの総合スコアは88.9ポイントですが、水質と衛生では満点の100ポイントでした。また、環境の健全性では99ポイント、生態系の活力では78.8ポイント、これに対して評価が低かったのは、害獣・害虫駆除剤に関する規制、海洋保護区、生物多様性と排気ガスの項目でした。
世界一に輝いたのは総合95.5ポイントのスイスです。イギリスは14位、日本は21位、そしてアメリカは先進国では低い水準の39位でした。オーストラリアは水に対する負荷と害獣・害虫駆除剤に関する規制、気候変動と排気ガスの項目が悪く、総合では46位となりました。
将来はカーボン・ニュートラルに
今年6月に世界環境デーのホストとなったニュージーランドは、世界に先駆けていち早くカーボン・ニュートラルを目指すことを宣言した数少ない国のひとつです。
世界環境デーは「悪い習慣をやめよう」という標語を掲げて経済活動やライフスタイルを見直し、国や企業、地域社会で二酸化炭素の排出量をいかに削減するかを考える機会となりました。
カーボン・ニュートラルの目標達成にむけたニュージーランドの措置には、屋内設備や家電のエネルギー効率の向上、温室効果ガスを相殺する森林の保護管理などが盛り込まれています。ちなみに、全世界で排出されている温室効果ガスのうち20%は森林の伐採によるものと考えられています。
ヘレン・クラーク首相は「気候変動という問題を解決するには、文字通りグローバルな目標として二酸化炭素排出量の削減に取り組まなければなりません」と述べ、ニュージーランドがサステイナビリティ向上のための環境対策の一環として排出ガスの削減を重点的に推進する意向であることを明らかにしました。
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