ロトルアのモーテルがクォールマーク・グリーン認定第一号に
2008年9月22日
世界的に有名な地熱地帯ロトルアにあるモーテルが、クォールマーク・グリーン認定の第一号となりました。
この度、クォールマーク・グリーンの「エンバイロ・シルバー」を取得したのは、暖房給湯システムに地熱のエネルギーをうまく利用したアルピン・モーテルです。
熱交換の原理を利用して給湯や客室の暖房、プールの温度調節を行うという、環境に配慮した持続可能なシステムです。
モーテルのオーナーであるスティーブ&ジリアン・オズボーン夫妻とベイ・オブ・プレンティ地方の環境局が協力し、1年かけてこの革新的なシステムを開発しました。
環境保全への取り組み
オズボーン氏は、昔ながらの理論と技術を少し発展させただけだと言います。
「ビジネスにとって良いと思ったことをしたら、同時に環境にも良かったというだけのことですよ」
同氏によると、ニュージーランド国立水・大気研究所(NIWA)が、データの収集・解析を行い、地熱系に悪影響がないことを確認しているということです。
夫妻はこのプロジェクトに約15万ドルを投資しました。同モーテルではこの他にも、洗剤の使用量削減、リサイクルの励行、宿泊客へのマウンテンバイク貸し出しなど、様々な取り組みを行っています。
環境負荷を評価
ニュージーランド観光業界の公式な品質認証制度、クォールマークの延長として設けられたクォールマーク・グリーンは、従来の観光サービスの品質だけでなく環境負荷も評価の対象とします。この認定制度は、国がかかげる「100%ピュア・ニュージーランド」のイメージアップを目的に設定されました。
2008年8月1日より、すべてのクォールマーク公認業者は、審査条件の一つとして、最低限の環境基準を満たすことが必要となりました。加えて、総合評価では、事業を行う上で積極的に環境・社会面での取り組みを行っているかどうかも考慮されます。
すべての観光関連業者は、環境対策の内容に応じて、「エンバイロ・ゴールド」、「エンバイロ・シルバー」、「エンバイロ・ブロンズ」の認証取得を申請することができます。
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