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トピックス

 

「ルイ・ヴィトン・パシフィック・シリーズ」参加チーム続々到着

2009年1月23日

親善試合としての新しいヨットレース、ルイ・ヴィトン・パシフィック・シリーズ参加のために、世界一流のヨットマンたちが続々とニュージーランドに集まっています。このような世界の強豪チームが顔を合わせるのは、2007年に開催されたアメリカズ・カップ以来です。

参加10チームのメンバーの多くは、レース終了後に休暇を過ごす心積もりで、家族同伴でニュージーランドへやってきました。

いよいよ本戦前の練習開始
オークランドのホテルはどこも、各チームの到着で部屋が満杯になりつつあります。1月30日金曜日から始まる本戦前に海上のコンディションをつかむため、それぞれのチームは練習を始めました。

レースコースは各日、オークランド中心部から近郊までの景観を望む、ワイテマタ湾に設定されます。周囲の海岸沿いから間近に眺めることができるので、レース開催中の数週間は多くの人々が観戦に訪れると予想されています。

久しぶりの登場
かつてニュージーランドのアメリカズ・カップ獲得に貢献したヨットマン、ラッセル・クーツが久しぶりにその姿を見せ、ファンを喜ばせています。今大会では、BMWオラクルのスキッパーとして舵取りを担い、レース艇として提供されるニュージーランドのヨットを使って、ディーン・バーカー率いるチーム・ニュージーランドと練習試合を行います。

BMWオラクルも今大会のレース艇としてアメリカズ・カップのヨットを2艇提供していますが、クーツが同チームのレース艇を本戦で使用できるかどうかは当日までわかりません。

同じ型のヨットを使い1対1で腕を競う
レース艇には、BMWオラクル提供の2艇とエミレーツ・チーム・ニュージーランド所有のNZL92とNZL84 の2艇があります。どちらを本戦で利用するのか、各レース日の始めに抽選により決定します。すべての参加チームは1月24日より、この4艇すべてで練習ができるようになっています。

これらのレース艇は、できる限り同じ操作性が認められるように調整が施され、スピードを出すヨットの機能よりもチームの技術が勝敗の決め手となるようになっています。これらの調整は塗装にまで及び、オラクルのレース艇は黒に塗り替えられました。

チーム・ニュージーランドとBMWオラクル(米国)の他、アリンギ(スイス)、チーム・オリジン(英国)、ルナ・ロッサ(イタリア)、K-チャレンジ(フランス)、チャイナ・チーム(中国)、チーム・ショショローサ(南アフリカ)、ダミアーニ・イタリアとグリーク・チャレンジ(ギリシャ)が参戦します。

大型の豪華スーパーヨット
今大会の観戦を目的に世界各地から大型の豪華スーパーヨットもオークランドに到着し始めました。ヴィアダクト・ハーバーは、遠くは欧州、米国や隣国オーストラリアから到着した船であふれんばかりです。

ニュージーランドを拠点とする大型ヨットは、今夏開催されるさまざまなヨット関連のイベント用にチャーターの準備を進めています。

ヴィアダクト・ハーバー・マリン・ビレッジの管理を担当するクレイグ・ファーロング氏は「120隻のボートやヨットを係留できるヴィアダクト・ハーバーは、この時期ほぼすべてがうまる予定です。その中には50~60メートル級の大型スーパーヨットも含まれます」と述べています。

ルイ・ヴィトン・パシフィック・シリーズのみならず、2月9日から11日にかけて開催されるミレニアム・カップの観戦を予定しているスーパーヨットもあるということです。

大会開催の立役者「ミスター・アメリカズ・カップ」
ルイ・ヴィトン・パシフィック・シリーズの主催者ブルーノ・トゥルブレ氏もニュージーランドに到着しました。同氏は、30年にわたるアメリカズ・カップ開催への貢献から「ミスター・アメリカズ・カップ」の名で広く知られています。

フランス出身のトゥルブル氏の家族は、2003年のアメリカズ・カップ開催時に18ヶ月オークランドで過ごし、子供たちはオークランド・グラマー・スクールでラグビーをプレーしていました。今回は第二の故郷ともいえるオークランドに戻ることができ嬉しい、と同氏は感想を述べています。

メラニー夫人の祖母はニュージーランド人であり、夫妻所有の「生涯最高のヨット」はニュージーランドで建造されました。このヨットにはニュージーランドの国旗が掲げられ、夫妻が気に入った南島の湖畔にある美しい街「ワナカ」の名前が付けられています。

故ピーター・ブレイク卿の家族とも親しく、海洋生態を調査研究するためにブレイク卿が造ったボート、「シーマスター」号を買い取ったことでも知られています。

ニュージーランドへの貢献
トゥルブル氏はニュージーランドで開かれた過去2回のアメリカズ・カップ開催の貢献が認められ、ニュージーランド勲章を授与されました。

同氏がルイ・ヴィトン・パシフィック・シリーズの開催を決めたのは、法廷闘争に端を発したアメリカズ・カップ開催延期でレースにチャレンジできないヨットマンをレースに戻すことだった、と語っています。

2月14日の同大会終了後、夫妻は南島で友人とともにキャンピングカーでの休暇を予定しています。


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