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トピックス

 

タラマキのガーデン・フェスティバル、注目集めるデザイン

2010年7月20日

2010年タラナキ・シャクナゲ&ガーデン・フェスティバル
2010年10月29日~11月7日

タラナキ地方はニュージーランドを代表する庭園の数々でその名を広く知られています。今年は10月29日から10日間にわたって、毎年恒例のタラナキ・シャクナゲ&ガーデン・フェスティバルが開催されます。

今年23回目を迎えるこのフェスティバルは、ニュージーランドの庭園をテーマにしたイベントの中でも長期にわたり開催されている代表的なイベントのひとつで、長年高い評価を得ています。今年のハイライトは生物多様性と持続可能性です。

ユニークな土壌と天候が植物の成長に理想的なコンディションとなっているタラナキ地方は、世界的にも珍しい多くの植物を栽培していることで知られています。

毎年春になると、フェスティバルの展示に向けて準備するかのように、何千というシャクナゲが咲き誇ります。しかし、このフェスティバルは花を鑑賞するだけのイベントではありません。

人類を守る
自然科学の専門家で動植物や生態系の重要性を訴えるテレビのパーソナリティーとして知られるルード・クラインパスト氏は、今年のフェスティバルで「園芸が地球上の人類を救う」と題したメッセージを発しています。

「地球は誕生から45億年もの間、何度も寒冷化、温暖化を繰り返しながらも、CO2削減という温暖化対策をすることなしに存続してきました。われわれがやるべきことは、自然を生かす、つまり植物のCO2吸収を生かすべく園芸を通して人々がまずは自分の庭から植物を植えることでバランスを保つようにしていく、ということです」と同氏は述べています。

同氏によれば、CO2を有害だとするのは人類だけであり、自然界はその幹や葉、花や果実、珊瑚までが成長にCO2を必要としている、とのことです。

シャクナゲ・フェスティバルに参加している50の庭園は、国内だけでなく国際的にも重要とされる庭園を含んでいますが、そのどれもが地球を救う、何かしらの対策を施しています。

素晴らしき生物多様性
市街で見られるポタジェと呼ばれる家庭菜園から、何エーカーにも広がる固有種が植えられた典型的なカントリーガーデンまで、それらすべてには地球と人類を救うために素晴らしい働きをする多様な植物や昆虫が見られます。

フェスティバル・マネージャーのリサ・エクダール氏は、「持続可能なガーデニングは、過去数回のフェスティバルでもテーマとして取り上げ、啓蒙に努めてきました。今年は特化した3つの野菜庭園を造り、そのひとつでは、フィオナ・ヒル氏をゲストスピーカーに招いて、スプラウトのような食用可能な植物の育て方をお届けするイベントを開催します」と語っています。

重要な庭園に与えられる「ガーデン・オブ・シグニフィカンス」
今年のフェスティバルに出展する50の庭園のうち、11は国や地方の重要ガーデンに指定されています。

トウント・ガーデン、プケマラ、ワイオナナ、ゲートウェイ・ガーデン、ロッキンジ・ガーデン、ウォーズ・ガーデンそしてウィントリンガムの9つの庭園が今年新しくフェスティバルに加わりました。マールズウッドは今年フェスティバルに戻ってきます。

最初のフェスティバルが開催された1988年以来、継続して参加している庭園は6つ。ニュー・プリマスにあるプケイティ、ラタヌイ、トゥパレとワイタラにあるティコランギ・ザ・ジュアリー・ガーデン、ストラットフォードにあるオストラーズ・ガーデン、カポンガにあるホーランズ・ガーデンです。

「庭園やその手入れをする園芸家は時間とともに絶え間なく変わります。それにより毎年、新しい庭園が見られるようになっているのです」とエクダール氏は述べています。

「公園のような広々とした庭園、幾何学的デザインの庭園、市街に栽培される家庭菜園のポタジェ、亜熱帯や降雨林に育つ植物を集めた庭園など、国内でも最高といわれる質の高い多様な庭園を、訪れるお客様に鑑賞いただくことをわれわれは目標にしています。日本の伝統的な茶屋のある庭園もあります」

造園デザインのプロジェクト
新しいフェスティバルの目玉となる造園デザインのプロジェクトが、このたびやっと発表されました。それは、市中心部のビルの外壁に作られる「垂直のガーデン」です。

緑のタペストリーのように植物が壁を埋め尽くすデザインは、ヴァーティカル・プラントスケープス社のトレーシー・ペリーマン氏の手によるものです。これは、タラナキ・アート・フェスティバル・オフィスビルのブロアム通り側に面した壁に育てられ、フェスティバルの直前に一般公開される予定です。

ニュー・プリマスの海岸沿いの遊歩道にある鯨の骨でできた彫刻のガーデンやマルチメディアを駆使したバーチャル・ガーデンといった過去のプロジェクトのデザインも含まれています。

主催者によると、今年のプロジェクト「垂直のガーデン」は、ニュージーランドではかつて見たことのないデザインになるだろう、ということです。

フェスティバルへ向かう蒸気機関車
今年のフェスティバルは、園芸愛好家にもちょっとした旅行気分を味わっていただける、蒸気機関車が走ります。

フェスティバルの初日、1956年製造の蒸気機関車JA1271号は、ウエリントンの北にあるパエカカリキ駅を出発し、途中、主要駅に停車しながらニュー・プリマスに向かいます。

昨年のフェスティバルでお目見えした機関車の旅は大きなヒットとなり、今年は海外ツアーの一部にも組み込まれるようになっています。

フェスティバルのプログラムには、ジャズパーティやワインパーティ、ガイド付きウォーキング、ワークショップの数々や著名なスピーカーによる講演などが含まれています。

昨年は過去最高の59,000人の訪問者数を記録し、タラナキ地方の経済には540万NZドルもの貢献をしました。

調査によると訪問者数の75%は地方の外からフェスティバルを訪れました。97%はフェスティバルを素晴らしいもしくはとても良いと評価しています。

詳しい情報

2010年にニュージーランドで開催されるガーデン・フェスティバル


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トゥパレ・ガーデン、ニュー・プリマス - click for more.
タラナキ地方のトゥパレ・ガーデンは、国際的に重要とされる「ガーデン・オブ・インターナショナル・シグニフィカンス」に認定されています。

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園芸愛好家も蒸気機関車JA1271号に乗ってタラナキ・シャクナゲ・フェスティバルへ向かうことができます。