イーデン・パーク、10年10月10日に新装オープン
2010年9月23日
ラグビー・ワールドカップ2011を前に、3年がかりの総工費数百万ドルの改装工事を行っているイーデン・パークが10年10月10日、新たな装いでオープンします。
この日、イーデン・パークは特別に一般に公開されます。来年のラグビー・ワールドカップの主要競技場を実際に訪れ、舞台裏を垣間みる絶好の機会となるでしょう。
拡張された観客席は6万人の収容が可能。開会式、決勝戦、閉会式もここイーデン・パークで行われます。
当日の公式オープンにはジョン・キー首相が立ち会います。また、入場料徴収の代わりにドル貨幣の寄付金を募り、集まった募金はクライストチャーチ震災復興基金に寄贈されることになっています。
イーデン・パークの改装工事
イーデン・パークの改装工事は、6階建て2万1500席の南側スタンド、3段の東側スタンド、客席丈夫の屋根の拡張を含む大規模なものです。
内部通路もよりスムーズな誘導ができるようになり、売店、トイレ、コーポレートエリア、チーム用・メディア用設備も改善されました。
イーデン・パークの関係者は、一般公開はお披露目になるだけでなく、来年のラグビー・ワールドカップに向け準備が完了したことをともに祝う機会になると見ています。
一般公開
オープン当日は、新たなスタンドや内部通路だけでなく、選手の更衣室、コーチ室、管理室、メディアセンターなども公開されます。
ラグビー・ユニオン、オークランド・ラグビー、オークランド・クリケット、キーウィーズ、ボーダフォン・ウォリアーズ、ブラック・ファーンズなどの現役スターたちも出席します。
ニュージーランド文化を紹介するプログラムやエンターテイメントも企画されており、ヒップホップの世界チャンピオンとなったニュージーランドのグループ ‘ReQuest’ のパフォーマンスなどが楽しめます。
また、統合により誕生する新オークランド市の初代市長にとっても初日の公務となる予定です。
イーデン・パークCEOのデヴィッド・ケネディ氏は、家族で楽しめる1日がイーデン・パークの新しい時代の幕開けを告げることになる、とコメントしています。
ゴールポストの行方
今回の改装により、イーデン・パークのゴールポストも新しいものに取り替えられました。従来のゴールポストはオークションにかけられており、対価はクライストチャーチで震災にあった被害者への寄付金に充てられます。
ニュージーランドのオンライン・オークション・サイト、Trade Me に掲載されているこのゴールポストは、1987年の第1回ラグビー・ワールドカップを含め、過去20年間の様々なシーンを見守ってきました。
高さ18m、重量各700kgの鋼鉄製ゴールポストは、ニュージーランドのスポーツ史における貴重な存在として、ラグビーファンやスポーツ関係のコレクターの間で注目されています。
「もしこのゴールポストが言葉を発することができたなら、素晴らしい物語を聞かせてくれることでしょう」とケネディ氏。
「1987年のマイケル・ジョーンズのダイビング・トライも、物議をかもした1981年の対スプリングボックス戦も含めて、このゴールポストは常に数々のドラマとともにありました」
グラント・フォックス
元オールブラックスでオークランドのゴールキッカーだったグラント・フォックス氏にとって、イーデン・パークのゴールポストは練習に明け暮れた日々と切り離せない思い出深い存在です。
「善意とともに去るというのは、あのゴールポストにふさわしい退き方だと思います。自分で購入できないのは残念です。前庭に立てると近所迷惑になりますからね」
ケネディ氏によると、このゴールポストは他の競技場で再利用が可能だということです。ラグビークラブやコレクターだけでなく、地元のラグビー場に設置することを目的にした有志のグループも入札しているようです。
オークションは10月3日午後8時に終了します。
2011年のワールドカップには、軽量化された新しいゴールポストが使われます。
関連記事
Iconic New Zealand Rugby Grounds (英語のみ)
New Zealand on target for RWC 2011
(英語のみ)
こちらの関連トピックスもご覧ください
|