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歴史と文化

 
 

国立戦争記念館とカリヨン
National War Memorial and Carillon

Carillon and steps, National War Memorial Wellington - click for more.
The National War Memorial, in Wellington, is a beautiful art deco tribute to New Zealand war heroes.
印象的なアールデコ建築のこの建物を訪れれば、戦争の記憶、勇敢な精神と失われた命に思いを馳せずにはいられません。高さ50メートルの記念館の中にはホール・オブ・メモリーズ(Hall of Memories)やカリヨン(複数の鐘を組み合わせてメロディーを奏でる装置)、無名戦士の墓(Tomb of the Unknown Warrior)などがあります。 ホール・オブ・メモリーズには慰霊のための6つの小さなチャペルがあり、それぞれがニュージーランド軍の異なる部隊に捧げられています。中央部の一番奥には、戦地に赴いている夫やパートナーに代わって家族を守る女性の銅像が立っています。ホールではわかりやすく詳しい展示を見ることができます。美しい建築様式と重みのあるテーマが組み合わさり、ニュージーランド旅行の忘れられないひとこまとなることでしょう。 ここにある74鐘のカリヨンは国内唯一のカリヨンで、総重量では世界で3番目です。青銅製の鐘はそれぞれ13キロから12.5トンあり、計70.5トン(平均的な自動車1台の重さは1トン)、音域は6オクターブにわたります。年間延べ200時間以上にわたる生演奏で観客の耳を楽しませています。カリヨンの鐘は半音階ずつ調整され、組み合わせることによってみごとに調和した幅広い和音を奏でます。カリヨンの発祥の地はベルギー、オランダ、フランス北部あたりですが、第一次世界大戦中には多くのカリヨンが供出され、兵器を作るために溶かされてしまいました。そのためカリヨンは平和と戦没者慰霊の象徴となっています。 記念館の正面の階段にはニュージーランドらしく南十字星をヒントにデザインされた無名戦士の墓があります。2004年11月に完成したこの墓には、フランスのソム県にある第一次世界大戦の戦没者墓地から送還されたニュージーランド人兵士1名が眠っています。名前、階級、連隊名、人種、宗教など何もわからないこの兵士は、戦争で命を落とした全てのニュージーランド人の代表です。この墓はそういった兵士達に敬意を払うものです。 国立戦争記念館とカリヨンはウエリントン中心部のビジネス街の南端、バックル・ストリート(Buckle Street)7番地にあります。
 


 
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