世界遺産 天然のワンダーランドへ

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ニュージーランドの国土の約1割は、ユネスコの世界遺産に登録されています。登録地域には南島の南東に広がる亜南極諸島も含まれますが、自然保護の観点から入島が厳しく制限されているため、ここでは北島と南島の世界遺産の見どころを紹介しましょう。

世界遺産への旅 ―後世に残したい、とっておきの場所

わざわざ見に行きたい"そこにしかない"景色といえば、世界遺産は外せません。南島「テ・ワヒポウナム」と南島の南東に広がる亜南極諸島は『自然遺産』、北島・トンガリロ国立公園は『複合遺産』に登録されており、その総面積は国土の約1割を占めています。

太古の姿そのままに守られている場所の魅力を体感できるのは、アウトドア大国ニュージーランドならではのこと。ここでは、旅行者が楽しめる世界遺産についてご紹介していきましょう。

壮大な地球の肌触りをさまざまなアクティビティで体感

"地球の箱庭"といわれる壮大な景色を堪能したいなら、南島の「テ・ワヒポウナム」へ。ここ は、ニュージーランド最大の自然保護区。セスナやトレッキング、クルーズなどさまざまな方法で世界遺産に認められた大自然を体感することができます。ちな みに、テ・ワヒポウナムとは先住民マオリの言葉で「宝のある場所」という意味。さて、どんな宝が埋まっているのでしょうか?

「テ・ワヒポウナム」は南島南西部にある4つの国立公園から形成されています。ウエストランド国立公園には有名なフランツ・ジョセフ氷河とフォックス氷河があり、フィヨルドランド国立公園には断崖絶壁のフィヨルド、ミルフォード・サウンド、そしてアオラキ/マウントクック国立公園にはサザンアルプスの主峰、国内最高峰のマウントクック(写真右上)がそびえるなど、さまざまな地形が凝縮されて残る場所。それだけに、マオリが「宝のある場所」と表現したのもうなずけますね。

2011年に世界遺産登録にチャレンジする星空

南島には、ほかにも亜南極諸島が世界自然遺産に登録されていますが、こちらは自然保護の観点から旅行者は足を運べないので、次なる世界遺産登録にチャレンジする新しい場所をご紹介しましょう。南島の玄関口、クライストチャーチからマウントクックへの道中にあるテカポ湖は、 ミルキーブルーの美しい湖と湖畔の教会で知られていますが、実は星空の美しさで天文ファンを魅了してきた場所でもあります。星のかけらをつかめそうなくら いに近くまで迫りくる満天の輝きは圧巻!この世界遺産登録チャレンジが実現したとなれば星空としては世界初の世界自然遺産になるので、世界の天文ファンで 混み合う前の今が訪れるチャンスです。

映画のロケ地で知られる北島の世界遺産

北島の世界遺産は、自然と文化の複合遺産として登録された先住民マオリの聖地「トンガリロ国立公園」。映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地としても知られており、荒涼とした映画の世界そのものの景色が広がっています。

トレッキングルートが多く、茶褐色の岩肌を登りきると違う惑星に迷い込んだかのようなクレーターの数々、エメラルド色の湖、シダが群生する原始の 森など、活火山のある土地ならではの変化のある景色は歩いていて飽きることがありません。山小屋に泊まりながら縦走する本格的なものから1日のゆったりハイキングまで―。マオリが聖地を守るために国に土地を提供したというこの国初の国立公園は、いろんな人を受け入れてくれる懐深い場所なのです。

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