野鳥の楽園 - ティリティリ・マタンギ島

天敵のいない野生生物保護区では、希少なニュージーランド固有の鳥たちが、驚くほど間近で訪れる人々を楽しませてくれます。

オークランド
Stitchbird (Notiomystis cincta), オークランド

David Cook Wildlife Photography (kookr)

オークランド
plucky tree on tiri, オークランド

pluckytree

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Tui on Tiritiri Matangi Island, オークランド

RobiNZ

オークランド
ティリティリ・マタンギ島, オークランド

pluckytree

ニュージーランド最大の都市オークランド中心部から、僅か30kmに位置するティリティリ・マタンギ島は、かつてはやせた牧草地と灯台のみの島でした。ボランティアの協力を得た環境保全省が、島に生息するねずみなどの捕食動物の徹底駆除を行い、さらに1984年から1994年にかけて、学生など数千人のボランティアが30万本にもおよぶニュージーランド原産の木々を植樹。そして、11種類の絶滅危機に瀕するニュージーランド固有の鳥を放ち、現在は島全体が希少な鳥類が数多く生息する、野生生物保護区となっています。 島内を見学していると、ベルバード(ニュージーランドミツスイ)が、遊歩道すぐそばの枝にとまり、歌声を上げる姿を目にすることができます。また、一度は絶滅してしまったと考えられた飛べないタカヘ(クイナの一種)がまるで慣れたペットのようにヨチヨチと私たちに近づき、出迎えてくれます。 ニュージーランド原産のスティッチバード(シロツノミツスイ)は、自分たちが絶滅の危機に瀕していることも気にも留めないように、遊歩道沿いの木々の枝を楽しそうに飛びまわります。これらは人間による不自然な脅威やストレスがなければ、鳥たちの行動は自然に変化していくということを如実に示し、私たちはその光景を間近に体験することができます。 1864年に建築された灯台と灯台守が住んでいた古い小屋が、島で最も標高の高いところにあります。ここは美しい眺めを楽しみながら、小休止するには最適の場所です。 島内には、森林地帯を抜け、打ち寄せる荒波からビーチを守るように聳える絶壁に沿って、手入れの行き届いた遊歩道が整備されています。また、海岸から丘を少し登った草むらの中には、世界最小のリトル・ブルー・ペンギンの繁殖用巣箱が設けられています。 ティリティリ・マタンギ島へは、オークランドから、途中ガルフ・ハーバー・マリーナ(Gulf Harbour Mmarina)を経由する高速フェリーが曜日限定で運航されています。島内のビジター・センターにはコーヒー、紅茶はありますが、食べ物の用意はありませんので、お弁当を忘れずに持参してください。また、自然のままに生息する珍しい鳥類を間近に見るせっかくのチャンスなので、カメラは必需品です。
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