文学好きにおすすめのアクティビティのトップ10

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ニュージーランドには作品による文学と口承による文学の豊かな歴史があります。創造力を掻き立て、言葉を巧み操りたい気持ちが湧き上がってくるようなアクティビティを紹介します。

1.ワイカト地方のマタマタでJ.R.R.トールキンの小説「ホビットの冒険」の世界を体験

「なんとのう地面の穴の中で、ホビットは住んでおったのじゃ。むかむかするような、きたならしい湿った穴なんぞではなく、虫たちがにょろにょろはっていたりするしめっぽい臭いが鼻につくような所でも、かといって乾いた砂だらけの穴でもないぞ、そこで座ったり食べたりするべき家具の見当たらぬ無味乾燥としたものでもない:要するにホビットの穴居なんじゃよ、快適に決まっとる。」(J.R.R.トールキン、『ホビットの冒険』より 1937年)

ホビット村映画セットのツアー
では実際に映画の撮影に使われたシャイアと呼ばれるホビット村を訪れます。トールキンのファンならこのツアーは見逃せません。袋小路屋敷を訪れたり、緑竜館(グリーン・ドラゴン・イン)で一杯飲んだり、有名なパーティツリーの下で踊ることもできます。 2.フランク サージソンのコテージを見学し、オークランドの文学ゆかりのウォーキングルートを巡る

フランク サージソンはニュージーランド現代文学の父と言われています。オークランドのノースショアにある彼の家を訪ねましょう。 最高傑作の多くを執筆した場所でもあり、後進の作家を指導した場所でもあります。ノースショアにいる間に、文学ゆかりのウォーキングルートを歩いてみましょう。デボンポート、スタンレー・ベイ、タカプナ、キャスター・ベイのルートから選べます。詳しい地図と情報はこちらのガイド(英語、PDF)をご覧ください。

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New Zealand
ワイタンギ, New Zealand

Destination Northland

マオリの集会所、ワイタンギ、ノースランド

3.マオリの伝説をじかに聞く

ヨーロッパからの移民が入植するはるか昔、マオリの人々には口承によって物語を受け継ぐ伝統がありました。マオリの伝説や歴史は代々受け継がれてきた彼らの子孫からじかに聞くのが一番です。ガイド付き文化探訪ツアーに参加すると、森の中を歩きながら、泳ぐクジラを見ながら、マオリの集会所に座りながら、マオリの伝説や物語を聞くことができます。マオリ伝説の世界を体験するところがどこででも、魔法にかかったように魅せられることは間違いありません。

4.ウエリントンの「ライターズ・ウォーク」を歩き、キャサリン・マンスフィールドの生家を訪ねる

「ここでただ偶然に生きられないのは実際その通り。ここにいて、行動しなければならいのよ。ただ目で見たり、口で言葉を発することがなくっても。ここは行動する街であり、「動詞」が中心の世界なの」 (ローリス・エドモンド、1999年)。

ウエリントン
ウォーターフロントの石碑, ウエリントン

Velvet Android

ウエリントンのウォーターフロントのそこかしこに、前世紀の著名な作家による詩や小説の抜粋が刻まれた石碑が設置されています。

ウエリントンのライターズ・ウォークは文字の配された彫刻がウォーターフロントなど思わぬところに置かれているウォーキングコースです。書かれている文章はニュージーランド作家のもので、ウエリントンと深いつながりのあるものです。

ソーンドンの近くにはニュージーランドで最も愛されている短編小説作家キャサリン・マンス フィールドの生家があります。1888年、彼女の父が建てたこの邸宅は細部まで丁寧に復元されました。歴史を感じさせる庭園では散策を楽しめます。彼女が初期の作品のインスピレーションを得たこの場所を訪れれば、それらがどのように作品に結びついたかわかるでしょう。

5.ベイ・オブ・プレンティのカティカティにある「俳句の小道」を歩く

「滑らかな灰色の石の上
水がしたたるように少しずつ夏が遠のいていく」
(シャーリー・メイ、2000年)

静かな内省の一時を過ごすなら、ベイ・オブ・プレンティのカティカティへ足を延ばしましょう。「俳句の小道(ハイク・パスウェイ)」では俳句が刻まれた24の丸岩が蛇行する川沿いに並んでいます。町の中心部から始まる俳句の小道は、日本以外の国ではここが最大です。

New Zealand
ナイオ・マーシュの家, New Zealand

Christchurch City Libraries

ナイオ・マーシュの家

6. クライストチャーチで有名な探偵作家ナイオ・マーシュについて知る

探偵作家であり演劇公演の名プロデューサーでもあったナイオ・マーシュは10歳から86歳で亡くなるまでクライストチャーチに住んでいました。家を訪れ、彼女の推理小説32冊の原書を含む膨大な書籍の書庫を見学してみましょう。訪問前に、ニュージーランドが舞台となっている彼女の著作を読んで行きましょう。おすすめは「カラースキー」(1943 年) やダイド・イン・ザ・ウール(1945 年)です。

7.作家によるフェスティバルやワークショップ、詩の朗読会に参加する

ニュージーランドでは文学的なイベント、フェスティバル、ワークショップ、シンポジウム、詩の朗読会などが年中開催されています。 文章力を高めたり、現地を拠点とする作家に関する知識を増やしたりできます。

8.ダニーデンのオクタゴンにある「ライターズ・ウォーク」を散歩する

「王のようにロバートは台石に座っている
奇妙な形のオクタゴンで
ロバートよ、私は詩人である兄弟を賞賛しているのだ」
(ジェイムス K.バクスター、1967年)

ダニーデン
ダニーデン市庁舎, ダニーデン

Gouldy99

オクタゴンにあるダニーデン市庁舎

南島のダニーデンはスコットランドからの移民によって作られた街です。中心部にあるオクタゴンにスコットランドを代表する国民的詩人、ロバート・バーンズの銅像があるのも不思議ではありません。オクタゴンの「ライターズ・ウォーク」に沿って散策すれば文学の面白さが楽しめるでしょう。八角形(オクタゴン)の銅板にはダニーデンやその遺産にちなんだ作家の言葉が書かれています。

9.「デニストン・リタラリー・トレイル」で昔に思いを馳せる

歴史小説家のジェニー・パトリックが2つの小説の舞台に南島の小さな集落を選んだとき、彼女はこの場所が読者を引き付けるとは考えもしませんでした。デニストン・ローズ(2003年) とハート・オブ・コール(2004年)を読んだ多くの読者は「デニストン・リタラリー・トレイル」を選ぶことでしょう。歴史的な石炭採掘場やニュージーランド独特の人里離れた地域へ行くアドベンチャーが待っています(携帯アプリを利用可)。

10.有名シェフの料理の本を選ぶ

「忙しい日常生活の中で、料理は私たちを今日という日に引き戻してくれます。今を生きているということをわからせてくれるのです」(アナベル・ ラングバイン、2012年)

料理本は厳密には文学とは考えられないかもしれませんが、ニュージーランドでは才能のあるシェフが活躍し、ユニークなレシピが紹介されています。文学ツアーにちょっと美味しい料理を加えてみましょう。世界的に有名なラム肉や美味しい魚介類、新鮮な野菜や果物などニュージーランド産の一流ワインにも合う素晴らしいパシフィック・リム料理を味わうことができます。料理の本なら、アナベル・ラングバイン、アル・ブラウン、ピーター・ゴードンといった有名シェフの本を探しましょう。