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クリエイティブなニュージーランド

 

ニュージーランドの人びとは、独創精神が旺盛で、想像力に富み、思いもよらぬ発想で物事を考案する術に長けています。これまでにも数知れない多くのアイデアが生み出されてきましたが、ニュージーランドは、まだまだ未知の可能性を秘めた国です。
ニュージーランドを訪ねるなら、素晴らしい景色との出会いはもちろん、ニュージーランドの文化に触れることも、同じくらい価値ある体験となるはずです。


 
  ‘Eos’ by Claire Prebble, Golden Bay, Winner of the Montana Supreme WOW Award & Nelson City Council Reflective Surfaces Section

 
 

ニュージーランドのユニークな独創性は、多様な人種と文化が融合する社会的背景に由来するものです。マオリ人、イギリス人、スコットランド人、ポリネシア系、そしてアジア系など、ニュージーランドに住む人々のルーツは実に様々です。整然とした西洋の文化と、感性豊かで神秘的な環太平洋諸国の文化が合わさって、あらゆる発想の源となっています。

全国で活躍するアーティスト

ニュージーランドのアートに触れるなら、博物館、美術館やアートギャラリーが便利です。ウエリントンにあるテ・パパ国立博物館は、相互体験型の展示を取り入れた、画期的な最先端の博物館です。ネルソンには、創造性では群を抜く、ワールド・オブ・ウェアラブル・アート(WOW)の展示館があり、ウェアラブル・アート(着用する芸術)の衣装デザインの数々とともに、貴重な自動車のコレクションを見ることができます。

アーティストのアトリエを訪ね歩けば、ニュージーランドアート界の第一線で活躍するアーティストに出会えるかも知れません。アートが盛んな町としては、北島のケリケリやワイヘキ島、コロマンデル半島、南島のネルソンやホキティカが有名です。いざアート・トレイル(アートを巡るルート)の地図を片手に、画家や陶芸家、ガラス工芸家に彫刻家、テキスタイル・デザイナーなど、いろいろなアーティストを訪ねてみましょう。時には、マオリ伝統工芸のボーンカービング(骨彫刻)やフラックスの葉を使った籠作りなど、自分で実際に制作する機会に恵まれることもあります。

アートを見るのは、何もギャラリーやアトリエに限ったことではありません。クライストチャーチを拠点に活躍する彫刻家、ニール・ドーソン(Neil Dawson)は、空中を利用した屋外アートで、国際的に高い評価を得ています。作品は、銀色に光る金属製の球体で、キャンベラやパリ、クアラルンプールといった国際都市の空を飾っています。「ファーンズ(シダ)」と題した作品は、首都ウエリントンのシビック・スクエアの上空に展示されています。

映画と音楽

ピーター・ジャクソン監督の傑作映画、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の成功を受けて、ニュージーランドは、映画の撮影地として、世界の注目を浴びています。また、ハリウッド映画ばかりでなく、ニュージーランド国内の映画も数多く撮影され、大きな成功を収めています。ヒット作「クジラの島の少女」に続いて、話題を呼んだ「イン・マイ・ファーザーズ・デン」は、人物描写を重視した複雑な展開のストーリーで、世界各地の国際映画祭において高い評価を得ています。

また、脚本家・監督として活躍するタイカ・ワイティティ(Taika Waititi)による短編映画「トゥー・カーズ、ワン・ナイト」も、見事2005年アカデミー賞の短編実写映画賞に候補入りを果たしています。

基本情報

マオリの伝統工芸品を購入する際は、マオリ製を示す「トイ・イホ(Toi iho)」のロゴマークを確認しましょう。 これは、製品がマオリ人のアーティストによって作られたことを保証するもので、一般に広く出回っている量産品とは異なることを意味します。このマークを付けた工芸品は、真の芸術的な価値があり、単なる思い出としての品では終わりません。トイ・イホは、芸術振興団体クリエイティブ・ニュージーランドとマオリ人アーティストらによる公式の品質保証マークです。

www.toiiho.com
ふわりと舞い上がるような歌声で人々を魅了し、今や世界に名声を馳せるソプラノ歌手、キリ・テ・カナワ(Kiri Te Kanawa)をはじめ、ニュージーランドの音楽アーティストは、世界を舞台に活躍しています。ロックグループ、スプリット・エンズ(Split Enz)でスタートしたティム&ニール・フィン兄弟(Tim and Neil Finn)は、今もなお新曲をリリースし、定期的なライブ活動を続けています。マオリと中国系マレーシア人の血をひく女性シンガー・ソング・ライター、ビック・ルンガ(Bic Runga)は、デビューアルバム「ドライブ」で、国内アーティストとしては、史上最多の売上げを記録しました。心に残る、美しい歌声の実力派アーティストです。

ヘイリー・ウエステンラ(Hayley Westenra)もまた、ニュージーランドが誇る女性シンガーのひとりです。若年18歳にして、その確かな歌声は、国際的なオペラ歌手、ブリン・ターフェルやアンドレア・ボチェッリに勝るとも劣らない実力の持ち主と評されています。デビューアルバムの「ピュア」は、世界中でリリースされ、クラシック/フュージョン系のデビューアルバムとしては、最も早く売れたアルバムとして、大ヒットしました。

魅力いっぱいのイベント

クリエイティブな要素を盛り込んだイベントは、誰にでも親しみやすく、楽しめるものです。「ワールド・オブ・ウェアラブル・アート・アワード」は、テキスタイル・アートや服飾デザイン、造形などで表現した、着用できる芸術作品を一堂に集めて繰り広げられる、壮大なライブショーです。オークランドで行われる「パシフィカ・フェスティバル」もまた、創造性あふれるイベントです。南太平洋諸国の文化を祝う祭典で、ポリネシアの伝統的な音楽や踊りと、現代の若者が生み出すファンク、ソウル、ラップ音楽が楽しめます。

ファッションでは、毎年10月にオークランドで開催されるファッション・ウィークを旅程に組んでみましょう。ニュージーランドのデザイナーズブランドなど、最新のファッション事情を垣間見ることができます。期間中は、各種の展示会と「ベスト・オブ・ファッション・ウィーク・ショー」が一般に公開されます。南島のダニーデンでもファッション・ウィークが行われています。歴史的建造物として知られるダニーデンの鉄道駅を舞台に、毎年3月に開催されています。創造力に富む、革新的なファッションに興味がある人は必見です。


 
 

歩く芸術作品  
歩く芸術作品

「ザ・ワールド・オブ・ウェアラブルアート」は壁に飾られるアートではなく、ボディを飾るアートです。つまり「動きのある」アートなのです。

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特集
ヘイリー・ウエステンラが、ニュージーランドについて、そしてニュージーランドが彼女の音楽に与えた影響について語っています。
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アートと文化関連のイベント
クリエイティブなイベントや展示会
クリエイティブなイベントや展示会 ニュージーランドは数多くのカルチャー・フェスティバルやコンサート、ショー、さらにはイベントなどが目白押しです。ニュージーランドを訪れる目的の一つにイベントを組み込むならこちらを参考にどうぞ


 
 
関連リンク
newzealand.com のページ:
•  ニュージーランドの文化の紹介
その他のサイ ト:
•  モンタナ・ワールド・オブ・ウェアラブル・アート・アワード
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