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カトリンズ

 

キュリオ・ベイの化石の森から、ナゲット・ポイントで見られるオットセイ、アシカやペンギンまで、カトリンズは自然のままの美しさにあふれています。別世界に足を踏み入れたかのように、カトリンズでは自然が造り出す不思議な魅力に取り付かれるでしょう。


 
 

 
 

南島南部の東海岸に位置するカトリンズ地域は、北はカカ・ポイントから南はフォートローズまでを含む地域です。商店やサービスが揃うこの地域の主要な町は、人口約400人のオワカという町です。地元の特徴を活かしたB&Bやファームステイ、自炊可能なコテージなどに宿泊すれば、カトリンズらしい滞在を楽しめます。

カトリンズの歴史

Slideshow - L134 - Cannibal Bay, Catlins
カトリンズへドライブに出かければ、カンニバル・ベイをはじめとする自然あふれる美しいビーチを訪れることができます。

この地域に最初に足を踏み入れたのは、先住民マオリのカティ・マモエ、ワイタハとカイ・タフの部族でした。これらの部族は今日、まとめてナイ・タフ族と呼ばれています。この地域にはマオリ特有のパ(砦)は見られませんが、狩猟で使われた数多くのキャンプ跡が残されています。当時この地域には、飛ぶ羽のないモアというダチョウのような大型の鳥が生息し、狩猟の対象となっていました。豊かな森に育つ大木はカヌーの材料に使われていました。

1800年初期には捕鯨を目的とするヨーロッパ人がこの地域に入植を始め、それに続いて、 農地や木材を求める入植者がやってきました。この地域は、1840年に地元マオリ部族から広大な土地を購入した、船長エドワード・カトリンにちなんで名づけられました。しかし、公式には1873年までこの土地の購入は認められず、カトリン船長はシドニーで購入実現の17年前に他界してしまいました。

カトリンズの周辺海域は、海難事故が多いことでも知られています。1881年、ワイパパ・ポイントで座礁したSSタラルア号の遭難では131名もの命が失われました。この史上最悪の事故をうけて、後にワイパパ・ポイントには灯台が建設されました。同じく古い歴史のあるナゲット・ポイントの灯台は、カトリンズ・コーストの反対側を見守っています。

写真に撮りたい絵になる風景

カトリンズにある原生林や農地の地下深くには、三畳紀やジュラ紀に形成された砂岩や泥岩が眠っています。掘り起こすと興味深い化石がみつかることがあります。キュリオ・ベイでは、地質学的にも珍しい化石化した約1億8000年前の木々を見ることができます。これら森を成していた木々の化石は、ニュージーランド原産カウリやシマナンヨウスギに近い種であることがわかっています。

ジャックス・ブローホールは、地下の岩盤が大量に崩壊されて形成された岩穴です。海からは離れた内陸に位置するものの、満潮時に海岸に大きなうねりが打ち寄せると、地下の洞窟を通り抜けた海水が岩穴から勢いよくしぶきを上げます。ワイパティ・ビーチの北端では、高さのあるいくつもの海食洞、カセドラル・ケーブスを見て歩くことができます。これら洞窟へのアクセスは、干潮時の前後2時間に限られています。

内陸部から海岸線に向けて急峻な地形のカトリンズでは、海へと流れる河川にいくつもの滝が形成されています。カトリンズ・リバー・ウォークを歩けば、その中でも最も美しい、3つの滝が階段状に連なる落差20mのプラカウヌイ滝を見ることができます。測量士が皮肉を込めて名づけた有名なナイアガラの滝は、実際の落差が1 mにも満たない小さな滝です。

野生生物の宝庫

映画ナルニア国物語の白い魔女の城ケア・パラベルの舞台、プラカウヌイ・ベイ - click for more.
プラカウヌイ・ベイの美しい風景を見れば、映画『ナルニア国物語』で創作されたケア・パラベルの城を思い起こすに違いありません。
カトリンズ一番の見所は野生生物の見学です。ナゲット・ポイントにある国内最大のニュージーランド・オットセイのコロニーでは、寝そべったり、水遊びをしているオットセイの様子を観察できます。そのほか、フッカーズ・シーライオン(アシカ)やゾウアザラシ、イエロー・アイド・ペンギン(キガシラ・ペンギン)やブルーペンギンなどの姿を目にすることもあります。海鳥では、シャグ(鵜)やハイイロミズナギドリ、カツオドリなどを見ることができます。ポーポイス・ベイは、珍しいヘクターズ・ドルフィン(セッパリイルカ)が生息することで知られています。波間を戯れるイルカの姿は、ビーチから見学したり、ドルフィン・ウォッチングのクルーズに参加し間近に見学することもできます。

バードウォッチングで知られるポウナウェアで遊歩道を歩けば、原生林に生息するモフア(キイロモフアムシクイ)、ニュージーランド固有種のパラキート(インコの一種)、トゥイ(エリマキミツスイ)やファンテイル(ハイイロオウギビタキ)などに出会えるかも知れません。湿地帯では、運がよければオグロシギ、ヘラサギやホワイト・フェイス・ヘロン(カオジロサギ)などの姿を見かけることができるでしょう。

品質保証のクォールマーク

カトリンズを旅するなら、クォールマークのロゴを探してみましょう。このロゴを表示している全ての宿泊施設、交通機関、アクティビティ、アトラクションは、公正な査定の結果、信頼できるプロのサービスを提供しているとみなされたものです。カトリンズ・コースト訪問前にはダニーデンのi-SITE ビジター・センターに立ち寄って、有益な情報を入手しましょう。


 
 

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カトリンズで自然に触れる カトリンズは多様な野生動物、美しい自然のままの景観、そして太古から化石化した木々の集まる化石の森で知られています。

©: Darryl Torckler

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