ニュージーランドでバイク・ツーリングを楽しむ |
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"感動ツーリング"の国、ニュージーランド「アクセルを全開にしたまま、サザン・アルプスの雄大な山並みを眺め、澄んだ空気を直接体で感じる。ニュージーランドでのバイク・ツーリングの魅力を一言でいえば、"大自然に抱かれて走る"ことですね」と語るのは、クライストチャーチを拠点に、ツーリングのツアーを主催するクルージング・ダウンアンダーの松下晃さん(52)。 大自然を望む道が続き、日本と
ところでニュージーランドは、バイクと深いつながりがあることをご存知ですか。例えば、2007年2月に日本で公開された映画『世界最速のインディアン』。主人公のモデルは、実在したニュージーランド人のバート・マンロー氏です。60歳を超えてもライダーとしての夢を追い続け、自ら改良を重ねた伝説のバイク"インディアン"とともに渡米し、世界最速記録の更新に挑んだのです。もう一人、バイクデザイナーとして活躍したジョン・ケントン・ブリテン氏もニュージーランド人。革命的なバイクデザインと新しいエンジンで、1993年には4つの世界最速記録を樹立。翌年には、アメリカのデイトナ・レースを制しました。今も国立博物館テ・パパには、彼がデザインしたBritten V1000が展示されています。 ニュージーランドには、特有の言い回しで「No. 8 wire (ナンバーエイトワイヤー)」という言葉があります。これは、フェンスを作る際の針金が8番という大きさで、キーウィ(ニュージーランド人)は工具と8番針金さえあれば、なんでも自分たちで作ってしまうという意味です。彼らはこの言葉にちょっとした誇りを持っているのです。そんな気質と走行環境がバイクを愛し、自らマシンの改良を続けたモンロー氏やブリテン氏を輩出し、モーターサイクル界の発展に寄与したといえます。 ニュージーランドのバイク事情
国内では、BMWやハーレーが多く、600CC以上の車種がほとんど。バイクのレンタル会社は、オークランドやクライストチャーチに集中しています。夏期のシーズン中にレンタルするなら、半年以上前から予約をするのがおすすめです。なお、現地でバイクを借りるには、大型自動二輪の国際免許証とデポジットのためクレジットカードが必要になります。 ニュージーランドでは、大型バイクに乗るのは一種のステータス。テントを持参するというよりも、ホテルやリゾートに宿泊するライダーが多く見られます。国内では、月刊誌が数冊出版されているほか、各地方ではツーリングクラブやショップが主催するツーリングツアーが頻繁に開催。また、クライストチャーチでは、春先に「Swap Meet」というクラシックカー・バイクの集いが開催されるなど、ライダー同士の交流も盛んです。 熟年ビギナーも安心のニュージーランド・ツーリング
1990年にニュージーランドで日本人初のヘリインストラクターとなった松下晃さんは、現在、南島でバイク、ヘリコプター、温泉三昧の人生をエンジョイ中。彼の主催するツアーでは、参加者のライディングシーンをビデオ撮影し(空撮あり)、プレゼントしてくれる特典付き。大自然の中を走る自分の姿を見られるのは貴重な体験。参加者には、久しぶりにバイクに乗るリターンライダー、熟年ビギナーも多いそうです。 「どこまでもアクセル開度を保て、おいしい空気、次々と変化する絶景のなかでのツーリングは、これまでの概念、常識が変わります。自分だけだなく、単車も喜んでいるなと思うほど、快適でストレスフリー! ニュージーランドなら"感動ツーリング"が実現できます」と松下さん。 安全で快適なツーリング天国ニュージーランドで、バイクの鼓動を感じてみませんか。 (注)ACCの事故補償制度は、海外からの旅行者にも適用される。ただし対象となる治療費は事故後の最初の処置のみで、また、病気などには適用されない。 |
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