セントラル・オタゴ地方の観光ハイライト
セントラル・オタゴには、素晴らしい風景がいたるところにあります。かつて氷河時代に氷河が削った片岩の山々を探訪してみましょう。この地の極端に変化する気候は、四季折々の異なる風景を造り出しています。
ひと目でわかるお勧めハイライト
セント・バサンズ – 金鉱の歴史
セントラル・オタゴの最東部に位置するセント・バサンズ(St Bathans)は、かつてのゴールドラッシュ時代に開かれた町です。今日この町は、郵便局とバルカン・ホテル(Vulcan hotel)のみが営業する小さな集落です。1882年に営業を開始したバルカン・ホテルは幽霊が出るといわれています。郵便局は1909年に開設されました。
セント・バサンズの周囲は、ゴールドラッシュ以来ほとんど変わっていないので、当時の町の様子を容易に思い浮かべることができます。アングリカン教会(Anglican Church、1882年建造)、石造りの学校などの古い建物も現存しています。溶け出した鉱物が湖水を独特の青色にしていることからブルー湖(Blue Lake)と呼ばれる湖は、金鉱夫たちが大きな丘に68mもの深さの穴を掘った結果造られた人造湖です。金採掘が行われなくなった後、その穴に水がたまり、湖になりました。今日この湖はスイミングやジェットスキーに最適な場所として人気を呼んでいます。
クライド・ダムと人造のダンスタン湖
クライド・ダム(Clyde Dam)は、ニュージーランド最大のコンクリート製ダムです。このダムの建造には、100万立方メートル以上のコンクリートが使用されました。建造にあたり、水面下に水没してしまうクロムウェル峡谷の谷間から数多くの果樹園や家屋を移転しなければならなかったので、ダム建造は激しい議論を沸き起こしました。とはいえ、ダムによって形成された人造のダンスタン湖(Lake Dunstan)は非常に美しい湖です。湖は歴史あるクライドの町から始まり、クロムウェル峡谷を通ってクロムウェル市街まで続きます。入り江のひとつはカワラウ川(Kawarau River)を溯りバノックバーン(Bannockburn)まで、また、もうひとつの入り江はローバーン盆地(Lowburn Flats)へと広がるようにのびています。カヤックやジェットボートに乗ったり、エコツアーに参加して周囲の風景を満喫してください。湖にはレインボー・トラウトとブラウン・トラウトが生息しており、年間を通してフィッシングが楽しめます。
線路沿いの見所
オタゴ沿岸地域からセントラル・オタゴにかけての区間には、初期の入植者や金鉱夫たちのために、鉄道が引かれました。現在では、素晴らしく風光明媚なこのコースは、ニュージーランドで唯一の線路沿いにある観光ルートとなっています。
この観光ルート「オタゴ・セントラル・レイル・トレイル(Otago Central Rail Trail)」は、クライドからストラス・タイエリ(Strath Taieri)のミドルマーチ(Middlemarch)までを行く、150Kmの曲がりくねった行程です。旅行者は、60以上の橋があるこのルートを、徒歩、自転車、あるいは馬に乗って体験することができます。道中色々な場所で足を休めれば、大きく広がる空、素晴らしい岩石地帯、歴史が織り成す興味深い風景を満喫することができるでしょう。また、この地ならではの温かなもてなしも体験してください。
金を捜し求める人々が訪れる何世紀も以前、セントラル・オタゴはマオリ人の狩猟場でした。マオリの部族は、夏から秋にかけて獲物を求めてこの地を移動していったのです。彼らはウナギの他、水鳥、トゥイ(エリマキミツスイ)、鳩、カカ(在来種でオウムの一種)や、当時はまだ数が多かったモアなどの鳥類を獲物としていました。初期マオリ人の狩猟の痕跡は、いくつかの発掘地で目にすることができます。
初期土木作業の業績、オールド・ブリッジ桟橋
オールド・ブリッジ桟橋(Old Bridge Piers)は、1882年に16,111ポンド($32,222)をかけて建築されたアレクサンドラ橋(Alexandra Bridge)の名残りです。この橋は、流域面積ではニュージーランド最大、長さではニュージーランドで2番目(338km)の雄大なクルーサ川(Clutha River)に架けられました。この桟橋は、地元で採れる片石を使って建造されたものです。川を渡るのに一番初めにとられた方法は、渡したケーブルに荷物をつるす方法でした。その後、川を渡る人々を乗せる小舟が導入されました。クルーサという名前は、スコットランドのクライド川にちなんで付けられました。クルーサ(Clutha)はゲール語のクライドなのです。
マオリの人々はこの川をマタ・アウ(Mata-au、「水面の流れ」という意)と呼んでいました。コプワイ(kopuwai)という巨人と、彼が飼っていた双頭の犬は、マタ・アウ上流、アレクサンドラ郊外にそびえるオールド・マン山脈(Old Man Range)山中に住んでいたと伝えられています。この山脈はマオリ語ではコプワイ(kopuwai)として知られています。
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季節の特色
四季の見所
セントラル・オタゴの冬は冷え込みますが、乾燥しているため、非常に過ごしやすいのが特徴です。冬の風景を満喫するためには暖かな服装を心がけてください。山々と丘陵地帯は雪に覆われ、朝は白霜に覆われます。これらの冬景色は一見の価値があります。アレクサンドラのマナーバーン・ダムは凍結し、天然のアイススケート・リンクになります。オールド・マン山脈をスノーモービルで滑走し、素晴らしい雪景色を楽しみましょう。
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