レイク・ワナカ地方の観光ハイライト
無数の山に囲まれた、この上なく美しい2つの湖を中心に浮かべたレイク・ワナカ地方は、いつの季節も絶景に恵まれています。ハイキングやドライブ、遊覧飛行など、様々な方法でパノラマ風景を満喫してください。
ひと目でわかるお勧めハイライト
カードローナ渓谷からクラウン山脈へ
カードローナ渓谷の奥地へと続く25 kmの道のりは眺めの良いドライブコースです。ゴールドラッシュの舞台となった歴史のある谷間を進んで行くと、「カードローナ・ホテル(Cardrona Hotel)」があります。この1868年建築の趣のある建物は、現在はレストランになっています。かつて一攫千金を夢見て集まった人々の一部はこの地に残り、その末裔にあたる住民は谷で牧羊などを営んでいます。今日のカードローナ渓谷は乗馬トレッキングやハイキング、スキーなどのアクティビティの名所として知られています。「カードローナ・アルパイン・リゾート(Cardrona Alpine Resort)」はコンディションの良いパウダースノー、広大なゲレンデと急斜面で人気のスキー場です。ノルディックスキーの楽しめる「ワイオラウ・スノーファーム(Waiorau Snow Farm)」へ行けば、美しい冬景色が心に刻まれることでしょう。
カードローナ渓谷の道はやがてクラウン山脈(Crown Range)にさしかかります。このルートは標高1121mという国内で最も高い地点を通る幹線道路です。ワナカとクィーンズタウンを最短で結ぶ道中の風景は素晴らしく、谷底を覗き込むと、はるか下に緑色のカワラウ川(Kawarau River)が蛇行しているのが見えます。
マウント・アスパイアリング国立公園
ワナカから車ですぐ、マウント・アスパイアリング国立公園には、ニュージーランドでも有数の景観に恵まれた遊歩道がいくつもあります。ワナカから国立公園に向かってマトゥキトゥキ渓谷(Matukituki Valley)へと車を進めると、高くそびえ立つ山々と氷河の美しい姿が見えてきます。左側にトレブルコーン・スキー場(Treble Cone Ski Area)を見ながらさらに谷の奥へ入って行くと、左右に湿原が広がります。この辺りでは固有種の渉禽類(長い足で水辺を歩きながら餌を食べる鳥類)の姿がよく見られます。
公園の最高峰は「ティティテア(Tititea)」とも呼ばれるマウント・アスパイアリングです。周囲に氷河を従えてそびえ立つ、標高3027mの雄峰は、多くの登山家や写真家にこよなく愛されてきました。国立公園の素晴らしさを満喫するのに、登山家である必要はありません。現地で手配可能なワールドクラスの山岳ガイドが、頂上へ案内できます。あるいは、公園内の広々とした谷間をハイキングするだけでも、大自然をたっぷりと楽しめるでしょう。氷河や黄金色に輝く川沿いの草原、森林に覆われた山稜を、遊覧飛行で上空から眺めるのもお勧めです。
公園内にあるロブ・ロイ氷河(Rob Roy Glacier)は、標高2,606mのロブ・ロイ山の頂上に端を発する巨大な氷河です。比較的容易なトレッキングルートを2時間半ほど進むと、ロブ・ロイ氷河の素晴らしい光景が見られます。
マウント・アイロンとマウント・ロイ
アイロンに似た姿から名付けられたマウント・アイロン(Mount Iron)はこの地方の名所のひとつです。ワナカ湖へと続くなだらかな斜面から突如そびえ立つこの山は、昔の氷河の置き土産です。今日では周囲の谷や山々の頂、川そして湖を一望できる、最高の自然の展望台になっています。山を一周できるトレッキングコースは、低草木の草原を通り、マヌカの茂みを抜けて、平らになった頂上へと続いています。周辺では乗馬トレッキングも楽しめます。
ワナカから車でほんの数分、標高1000mを超えるマウント・ロイ(Mount Roy)で、最高の日帰りハイキングを楽しみましょう。金色に輝く低草木草原の中、ジグザグに曲がりくねる山道をたどって尾根に上がると、視界が開けて頂上が見えてきます。頂上からはワナカ湖の入り江や島の数々、そして陽光に輝くマウント・アスパイアリング(ティティテア)の頂を見渡すことができます。
340kmに及ぶ大河の源流
クルーサ川(Clutha River)はワナカ湖の流出河川の中でも最大のもので、大量の水が勢いよく流れ出す源流の光景は圧倒的でさえあります。南島で最長のこの川は、ゴールドラッシュの頃、砂金を求めて川底をさらう人々で賑わっていました。クルーサ川の景色を間近に楽しめるアクティビティには、フライフィッシング、ラフティング、カヤックやジェットボートなどがあります。
ハースト・パス
ハースト・パスを越える道は160km程度ですが、固い岩盤を削る作業は困難を極め、開通まで30年以上の歳月がかかりました。ハウェア湖、ワナカ湖に沿って走り、黄金色の低草木の生い茂る丘を抜け、サザンアルプスの分水嶺を越えると、滝や川の流れるうっそうとした西海岸側の森に入ります。分水嶺の東側と西側では、対照的な風景が広がっています。
ハースト・パスは、もとは先住民族のマオリが「ポウナム」(グリーンストーン、翡翠)の採れる西海岸側の川と往来するために使っていた山道でした。しかし、その名前は初めて峠越えを達成したヨーロッパ人にちなんで付けられました。ドイツ人の探検家・地質学者、ユリウス・フォン・ハースト(Julius von Haast)率いる一行は、この道の入り口までマオリの人々に案内してもらい、その後4週間以上かかって踏破しました。
2つの湖
ニュージーランドで最も美しい湖として知られるワナカ湖とハウェア湖。いずれも氷河の浸食作用により、硬い岩盤がえぐられてできた湖で、隣り合う湖は幅の狭い地峡で隔てられています。ワナカ湖の水深は300m以上、ハウェア湖はさらに深いと言われています。真っ青な湖には、氷河や雪原から融け出した水が流れ込んでいます。
湖の周囲に連なる山々は標高2000mを越え、冬には雪と氷を被って真っ白になります。湖畔の落葉樹の並木は、秋になると鮮やかな色に染まります。
南島にある数多くの湖は、マオリの伝説の首長テ・ラカイハウトゥ(Te Rakaihautu)が掘ったと言われ、ハウェア湖もワナカ湖もそのように伝えられています。巨大なコ(地面を掘る道具)で湖になる窪みを掘り、掘り出した土を盛り上げて周りの山々を造ったということです。
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季節の特色
四季の見所
レイク・ワナカ地方には美しい庭園が数多くあります。春は庭園巡りがお勧めです。果樹や球根植物、高山植物から、サクラソウ、シャクナゲ、ツバキ、その他の野草の花まで、一斉に咲き乱れます。一年で最も雨の多い時期ですが、傘さえあれば何も心配はいりません。マウント・アスパイアリング国立公園内は雪崩の危険があるため入れませんが、マトゥキトゥキ渓谷なら安心して日帰りハイキングが楽しめます。

| マウント・アスパイヤリング国立公園でヘリスキーを楽しむスキーヤー。 |
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| 美しい滝は、マウント・アスパイアリング国立公園を通るルートバーン・トラックのハイライトです。 |
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| 秋になると、ワナカ湖を縁取る背の高いポプラの木々が、葉を金色に染めます。 |
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