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先住民の目で見るニュージーランド

ニュージーランドの先住民族マオリの人々は、ヨーロッパの入植者の到来よりもはるか昔から、自分たちの住む土地について知識を育み、また愛情を抱いてきました。旅行者にも、地元のマオリの人々と交流する機会はいたるところにあり、先住民の目を通して見たニュージーランドについて知ることができます。

北島最北のファーノースにあるホキアンガ湾から南島東海岸のカイコウラまで、本格的なマオリ文化を体験する機会はたくさんあります。各地で催行されているツアーやアトラクションに参加すれば、その地域の歴史や部族について、最も古くから住んでいる一族の一員から話を聞く絶好のチャンスとなります。

ノースランド地方ホキアンガにあるのは「フットプリント・ワイポウア」です。ホキアンガは歴史のある場所で、伝説の航海者クペの最初の住処であったと言われています。クペは約1000年前にニュージーランドを発見したとされる人物です。

ホキアンガは世界最大のカウリが植生する、ワイポウアの森がある場所でもあります。フットプリント・ワイポウアは地元の部族出身のガイドが案内する森のツアーを昼夜催行しています。各ツアーには地元の伝説や習慣、歌、マオリの伝統楽器が登場し、生き生きとしたエコ・カルチャーを体験することができます。

ワイポウアの森はニュージーランド最大の亜熱帯性雨林で、在来種の植物や野生生物の宝庫です。それぞれの生き物が地元の部族にとってどれだけ大切なのか、をガイドが説明します。特に51.5mの高さを誇るカウリの巨樹「タネ・マフタ」を見に行くとそれがよくわかります。「タネ・マフタ」はマオリの森の神の名前です。この森では、3000年前からカウリの樹が育ってきたと言われています。

オークランドの南では、「ポティキ・アドベンチャーズ」が、街の美しい景色と地域のマオリ文化や歴史を組み合わせた現代的な文化ツアーを催行しています。日帰りツアーやグループツアー、貸切りで、地元のマオリ芸術家や地元の人でにぎわうマーケットを訪れるツアーも行っています。

ウエリントンの北、ローワー・ハットの住宅地ワイフェトゥには、「マオリ・トレジャーズ」があります。ここは、マオリの伝統工芸に精通していることで知られる一家によって運営されています。一家の所有する工房は見学者を受け入れており、経験豊かな工芸家がマオリの伝統工芸である木彫りやフラックス(亜麻の一種)の織物の説明と実演を行います。

マオリ・トレジャーズにはマオリ専門美術学校、「コナエ・アロヌイ・ワナンガ」もあります。見学者も作り方を学ぶことができ、自分が作ったものをお土産として持ち帰ることができます。専門家の作品を購入したい場合には、質の高い本格的なマオリ工芸品の数々がギャラリー・ショップで展示即売されています。

「マオリ・ツアーズ」は、南島東海岸にある海辺の街、カイコウラ近郊で文化的体験の場を提供しています。ツアーでは地元のハプ(準部族)出身のガイドが様々な史跡に案内し、先住民族にとってその場所がなぜ大切かを説明してくれます。

カイコウラのブッシュ・ウォークを歩きながら、マオリの人々が在来種の植物をどのようにして食べたり薬として使い続けてきたか、も学ぶこともできます。カイコウラの街に親しみを持ってもらい、歴史や人々について深く知ってもらうために、1回のツアー参加者は少人数に限られています。

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その他のサイ ト
•  Footprints Waipoua
[In English]
•  Maori Tours
[In English]
•  Potiki Adventures
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