地方

メディア業界用サイトのメールマガジンのご登録はこちら

  1. 登録されたEメールアドレスを第三者に提供したり、配信以外の目的で使用することはありません。
bottom

 

Art & Culture

 

検索: 特集記事

キーワード:



 

 

概要 - マオリの芸術文化

伝統的なマオリの芸術
マオリ文化は、音楽、彫刻、芸術、伝説やファカパパ(家系)を通じ、世代から世代へと伝えられてきました。マオリ・アートは、マラエ(集会場)の彫刻や内装のデザインなどに、力強くそして美しく表現されています。ペンダントをはじめとするタオンガ(宝物)には、木、骨、ポウナム(グリーンストーンまたは翡翠)を用いて制作された、装飾的なファカイロ(彫刻作品)が見られます。

彫刻と編物は、マオリの伝統的なライフスタイルの中で、実用的な技術として生まれたものです。衣服やロープに用いられた繊維は、亜麻などの自然繊維を紡ぐことによって作られました。硬いポウナムは本来、装飾品よりも、武器や彫刻の道具として加工されていました。木材に彫刻が施され、精神が込められた聖なる作品が生み出されると、それらはファレヌイ(マラエの中心に位置する大きな建物)やワカ(カヌー)といったマオリの生活にかかせない重要な場所を飾りました。

現在、このような伝統的なマオリ・アートは、実用を目的とはせず、純粋な芸術作品として創作されています。それらの作品は芸術界でも高く評価され、人気を呼んでいます。

役に立つ芸術用語
マオリ語の「トイ」という言葉の本来の意味は、知識や起源、大地・水・空気、または、全般的な芸術を指しますが、「トイ・マオリ」というように使用された場合は、マオリの芸術家が携わる幅広い範囲のあらゆる創作活動を意味します。具体的には、ファカイロ(彫刻)、コファイファイ(垂木模様)、ラランガ(編物)、トゥクトゥク(格子細工)、タ・モコ(入れ墨)、ワイアタ(歌謡)、ハカ(戦いの前の踊り)、タオンガ・プオロ(伝統楽器)、カランガ(伝統的な歓迎の発声)、ファイコレロ(演説)、マウ・ラカウ(武器製作)といった伝統的芸術を指しています。それだけではなく、執筆活動や演劇演出、現代舞踊、映画、ビジュアル・アート、陶磁器、彫像など現代のマオリ芸術家が携わる、あらゆる芸術分野も含んでいます。

マオリ芸術に関わる団体組織
トイ・マオリ・アオテアロア(マオリ芸術ネットワーク)は、マオリ芸術を保護・育成し、マオリ芸術への参加を奨励する目的で創立された組織です。文化・遺産省管轄のクリエイティブ・ニュージーランド(芸術推進協議会)内にあるテ・ワカ・トイ(マオリ芸術理事会)を通し、公益団体として活動しています。

この団体は、テ・アティンガ(現代ビジュアル・アート)、テ・オペ・オ・レフア(現代パーフォーマンス・アート)、ヘ・アフィ・ティカンガ(マオリ芸術における慣習)、テ・ハ(現代マオリ作家)、テ・ロオプ・ラランガ・ファトゥ・オ・アオテアロア(編物製作)、プアタタンギ(マオリ音楽)、ナ・ワカ・フェデレーション(伝統的カヌー製作技術)、テ・フンガ・タウナキ・カイトゥヒ・マオリ(マオリ語の作家)という8つの国立芸術委員会を代表しています。

人々のための芸術

ロトルアのテ・プイアにあるマオリ美術工芸学校は、失われてゆくマオリ文化や工芸技術への危惧を背景として、1963年の議会条例により創立されました。現在も政府管轄の公的機関として運営されています。この学校では、マオリ芸術作品や工芸作品の展示だけではなく、伝統的な工芸技法の訓練も提供しています。

より詳しい情報:

マオリ美術工芸学校(Maori Arts And Crafts Institute)
電話 +64 7 348 9047


こちらの関連トピックスもご覧ください

 

 

Maori carving - click for more.
Maori carver at work