マイク・ミズラヒのプロフィール
カリフォルニアのビーチに現れた全長100mのシルバーファーン、シドニーのフォックス・スタジオの洪水、エッフェル塔の脇に転がる巨大なラグビーボールなどについて見聞したことはあるでしょうか。これらはいずれも、ニュージーランドのインサイド・アウト・プロダクションズ社が仕掛けた画期的なプロジェクトです。
同社のディレクターであるマイク・ミズラヒ氏とマリー・アダムズ氏は、他のプロデューサーを圧倒するような演出を専門としています。
両氏とも、イベントとなると不可能を可能にするほどの才能を発揮します。ルイ・ヴィトンの150周年記念企画では、2000人収容できる巨大なルイ・ヴィトンのトランク型会場を製作し、東京、ニューヨーク、香港に設置しました。内部に幅30mのワイドスクリーンを用意し、様々なパフォーマンスの様子をスムーズに映し出すという工夫もされました。
これを機に一躍世界の舞台に乗り出したインサイド・アウト・プロモーションズは、アメリカ、オーストラリア、中国、フランス、イギリス、スペインと諸外国で様々なプロジェクトを手がけるようになりました。
また、ニュージーランド国内では3時間に及ぶミレニアム記念ステージを演出しています。オーケストラと唱歌隊200名を含めて計1000名に及ぶ出演者が、過去2000年にわたり数々の苦難を乗り越えてきた人類の歴史を描くという大規模な舞台は、テレビでも放映され、地球上の20億の人々が生中継を見たと考えられています。
ニュージーランド政府観光局からラグビー・ワールドカップに向けて何か目立つ企画を、という依頼を受けた際には、全長25m、高さ12mという巨大なラグビーボール型の施設をインフレータブル・バルーンで作るという前代未聞の提案をしました。
さらに、ボールの内側を利用して360度全面スクリーンにニュージーランドを紹介する映像を流すという新たな試みにも挑戦しています。
インサイド・アウト・プロダクションズは1982年設立。以後数年間はロンドンの劇場で舞台背景を主に担当していました。
1987年、同社は拠点をオークランドに移し、イベント会場や劇場における大規模な演出に特化してきました。
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