世界を舞台に活躍するマオリの新鋭ミュージシャン
メイシー・リカは、シャーデーのしっとりとした歌声にトレーシー・チャップマンとインディア・アリーを少し加えたような雰囲気のシンガーです。
聞けば胸が高鳴るような声、英語とマオリ語(テ・レオ)を巧みに織り交ぜた歌詞は、ニュージーランドだけでなく海外の人々の心も虜にしています。
メイシーとギタリストのJJは多彩なメッセージを込めたオリジナリティあふれるメロディを創ってきました。そのダイナミックなサウンドは、フォークとも、アコースティックとも、ソウルとも呼べるほど幅の広いものです。
メイシーは若干13才でプロとして歌手活動を始め、ステージやスタジオで活躍してきました。マオリの伝統的な歌を集めた初のレコーディング作品「エ・ヒネ」はダブルプラチナの大ヒットとなり、ニュージーランド・ミュージック・アワードで最優秀マオリ語アルバム賞を獲得してスターの座に躍り出ました。メイシーは1998年、15才の時にも最優秀女性ボーカリスト部門でノミネートされています。
以後メイシーはカパ・ハカ(歌と踊りの伝統芸能)のリード・ボーカリストとして、日本、マレーシア、シンガポール、インドネシア、台湾、オーストラリアなど、世界各地でツアーをこなしてきました。
ミュージシャンの家庭で育った彼女は20代になり、今やシンガーソングライターとして作品を発表するようになっています。テーマは苦難、幸福、愛、社会問題など多岐にわたりますが、どれも魂のこもった力作揃いです。
自身の名前をタイトルにしたデビューEP(2009年リリース)はニュージーランドのトップ40にランクインし、評価も注目度も上昇しつつあります。収録曲のひとつ、「ルーマニアの子どもたち(Children of Romania)」はYouTubeで12万回以上、Beboで50万回以上も閲覧されて話題を呼びました。
デビュー作が成功してからは、デーヴ・ドビン、ヒネウェヒ・モヒ、エリザベス・マーベリー、ティナ・クロス、そしてアメリカでグラミー賞を5回にわたり獲得したグループ、ザ・ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマなど、多数の大物ミュージシャンとの共演も行っています。
初のアルバムは2009年10月12日発売。彼女の多彩な魅力が詰まった12曲が収録されています。まっすぐな視線と優れた感性で自身の体験をとらえ、豊かな感情と夢を歌い上げる、ユニークな作品になっています。
2009年はメイシーにとっていっそう多忙な一年になりそうです。レコーディング、ツアー、ビデオ制作に励む間に、APRAマイオハ・アワード、マオリ・ミュージック・アワード(マオリ女性ボーカリストとマオリソングライターの2部門)で最終選考に残っています。
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