気候変動の研究を行うリサーチセンター設立計画を発表
2007年10月15日
ニュージーランド政府は気候変動に関する研究を統括するニュージーランド・クライメット・チェンジ・センター(The New Zealand Climate Change Centre)の設立計画を発表しました。同センターはウェブ上で運営されるもので、実際の研究は、9つのクラウンリサーチ研究所(公的研究機関)とカンタベリー大学、ビクトリア大学が連携して行うことになります。
研究科学技術大臣のスティーブ・マハリー氏によると、センターでは気候変動に適応し温室効果ガス排出を削減するため、科学的根拠に基づいた対策の確立に重点的に取り組むということです。
「センターは国や地方自治体、産業界、教育機関、メディア、そして一般の人々にとって貴重な情報源となるでしょう。ニュージーランド人の生活をより持続可能なものにするためのツール、情報、技術に関する専門知識を提供する予定です」とマハリー氏は語っています。
ヘレン・クラーク首相は、政府は気候変動に対処するため、排出量取引制度、再生可能エネルギーによる電力供給の増加、エネルギー効率の改善、持続可能な土地管理の指導といった取り組みを行っており、センター設立はそれらをサポートするものであると述べています。
「気候変動は難しい課題をもたらしていますが、真に持続可能な未来を作り出す非常に大きなチャンスでもあるのです」とクラーク首相は言います。
ニュージーランド・クライメット・チェンジ・センターでは、共同研究の促進・調整、産業界に対する専門的アドバイスの提供、メディアや一般市民への気候変動情報の提供、気候変動に適応し温室効果ガス排出量を軽減する科学的方法開発の調整、科学者、政策立案者、アドバイザーを含む会議やワークショップの開催といった活動を行う予定です。
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