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キーウィを守る新たなキャンペーンがスタート

2007年11月21日

ニュージーランドの国鳥キーウィを保護するための新たなキャンペーンがオークランド動物園で開始されました。

「フラジャイル・キーウィ」計画は、小学生を対象にした教育活動で、ペットのいる家庭の責任について考えさせるよう工夫されています。これは毎年、多数のキーウィが夏休みに飼い犬や飼い猫に殺されていることに着目したものです。

この計画は、将来のためにもキーウィを守ることの大切さを、子どもたちからより多くの人々に伝えてもらうことを目的としています。

繊細な飛べない鳥、キーウィは、さらなる保護活動が進められない限り、絶滅の危機を逃れることができません。現在の個体数は約7万羽と言われていますが、過去6年間で8000羽減少しています。

ニュージーランド・キーウィ基金は、本土に生息するキーウィの数は、年間4~5%の減少傾向にあり、このままの状態が続くと今後20年~30年のうちにキーウィは絶滅すると推測しています。しかも、キーウィたちのすみかであった、天敵のいない原生林はもう残されていません。

ニュージーランドではあらゆる生き物が保護対象になっていますが、同団体は、危険要素を最小限に抑える方法を人々が知ることが大切であると指摘しています。キーウィのひな鳥の70%は生後6ヶ月を迎えることなく、犬、猫、オコジョ、フェレットなどの犠牲になっています。生息環境の消失や変化により、新しい環境に適応しなければならないという現実もストレスとなり、個体数の減少に拍車をかけています。

しかしながら、キーウィの運命に望みがないわけではありません。全国各地で進められている繁殖計画は順調に実績をあげており、先月はロトルアのキーウィ・エンカウンターで1995年のスタートから数えて500羽目にあたるひなが誕生しています。自然条件下での孵化率はわずか6%であるのに対し、人工孵化では平均65~70%で、生存の可能性は大幅に拡大されています。


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