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ニュージーランドのワイン業界、サステイナビリティ・プログラムを設定

2007年8月29日

ニュージーランドのワイン業界は世界に先駆けて、環境に優しい、持続可能な生産を目指すサステイナビリティ・プログラムを設定する予定です。すでに、醸造年で2012年までに実施する原案を作成しました。

サステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランド(SWINZ)と呼ばれる業界指針は、環境、社会、経済のサステイナビリティ(持続可能性)に関して、ヴィンヤード(ぶどう園)とワイナリー(ワイン醸造所)に、枠組み沿った行動を求める内容です。各社は、独立した監査機関の定めた計画に沿って生産を進めていくことになります。この指針に従わない会社は、ロンドン・アニュアル・トレード・テイスティングやエア・ニュージーランド・ワイン・アワードといった主要な業界イベントに参加できなくなります。

ニュージーランド・ワイン生産者団体のCEO、フィリップ・グリーガン氏は、継続的な業界の成功は、この長期にわたるサステイナビリティの戦略にかかっていると述べています。「サステイナビリティという考え方は、長い目でみれば将来の取引や貿易につながるものです。ワインを継続的に生産し、市場へ出荷できないとなれば、将来的に国際市場でその地位を失う、という考えに基づいています」と同氏は語っています。

ニュージーランドのワイン業界は、エネルギーの再利用やリサイクルなどですでに世界をリードしています。航空ではなく船によってヨーロッパへ運ばれたニュージーランド産のワインは、実際ヨーロッパ産のワインよりも、生産や運搬の過程で排出される二酸化炭素の量が少ないことがわかっています。

アタ・ランギ、ミッション・エステートやペルノ・リカールなど多くのワイナリーでは、すでにこの指針に基づき、継続的な生産活動を進めています。

ニュージーランド最大のワイン会社のひとつ、ペルノ・リカールでは、まずはじめに同社へブドウを提供するすべてのヴィンヤードで、灌漑を規制したり、害虫や病気を監視するためのルールを導入しています。ブドウの質を落とすことなく、水の使用を減らし、農薬の費用や人件費、機器類にかかる費用を極力抑えています。ニュージーランドのヴィンヤードを統括する同社のマネジャー、トニー・ホクスベルゲン氏は、これらは、最も実行可能な方法であり、かつ経済的であると述べています。新しいアイデアを活かすことができ、消費者も安心できる、環境やスタッフ、地域社会にも優しい、最良の方法だとも述べています。

より詳しい情報:

Philip Gregan
New Zealand Winegrowers(ニュージーランド・ワイン生産者団体)
電話:+64 9 306 5555
Eメール:Philip@nzwine.com

 

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