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先住民文化を基盤とする観光業でタマキ兄弟が国外へもメッセージを発信

2007年9月14日

ニュージーランドの文化的観光業をリードするタマキ兄弟が、オーストラリアや太平洋諸国などの先住民のビジネスメンターとして、国外の事業に協力することになりました。

マイク・タマキとダグ・タマキは、先住民文化を基盤とする体験型の観光アトラクションで持続可能なビジネスを運営しています。

北島のロトルアにあるタマキ・マオリ・ビレッジに加えて、今年の4月にはクライストチャーチにタマキ・ヘリテージ・ビレッジをオープンしました。この新しい施設も、ニュージーランドの植民地化が先住民マオリの暮らしに与えたあらゆる影響を追体験できるよう、文化的要素を重視したものです。

タマキ・ビレッジの運営陣は、成功をおさめたビジネスモデルは他国の観光業界でも役立つものと考え、イニシアチブをとっています。この活動により、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にあるブレワリナという小さな町で、観光アトラクションの立ち上げ計画が進んでいます。

人口わずか1100人のブレワリナは、住民の80%がアボリジニです。高い失業率と薬物・アルコールの乱用問題に長年悩まされてきました。

このような現状を打破すべく、ブレワリナではタマキ・ビレッジの協力を得て、先住民の歴史をテーマにした文化的観光業を展開することにしました。

タマキ・ビレッジには、ニュージーランドで培った、文化的目標と商業的目標を同時に達成する幅広いノウハウがあります。これを他国の先住民団体に応用することで、固有の文化の価値を守り、存続能力のある地域産業の形成を支援しようとしているのです。

ブレワリナには豊かな歴史と文化があり、川原を利用した石造の漁場跡は、4万年前にまで遡るものであることが確認されています。

また、古代の巨大な動植物(コアラやカンガルーも含む)の痕跡や、近代の植民地化の歴史など、興味深い文化的要素も存在します。

タマキ・ビレッジは、ブレワリナの魅力を引き出すとともに、地域のインフラの整備もすすめられる観光事業を計画しています。ブレワリナは近い将来、観光ルート上重要な場所になるものと期待されています。

より詳しい情報:

www.maoriculture.co.nz