豪の2人組、タスマン海横断記録を達成
2008年1月16日
このほどオーストラリア人の2人組がカヤックによるタスマン海横断に世界で初めて成功し、記録を樹立しました。
ジェームズ・カストリッソン氏とジャスティン・ジョーンズ氏は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州フォースターから出発し、62日間かけて3300kmもの距離を漕ぎ、タラナキ地方のニュー・プリマスに到着しました。
1月13日、応援に駆けつけた1万人もの人々の歓迎のなか、2人はナモトゥ・ビーチに降り立ちました。
沿岸には、到着間近の2人に伴走するカヤックやボートも多数見られました。
2人も観衆に向かって大声で感謝の言葉を返しました。彼らは後に、アドベンチャーが終わったらジューシーなステーキが待っている、という思いに駆り立てられて長旅を乗り切ったことを明かしています。
世界記録を達成した瞬間、彼らの過酷な耐久戦も幕を閉じました。途中、潮流に押されて旋回を余儀なくされたこともありました。
「2週間をタスマン海の上で過ごしたところで、カヤックの中に閉じ込められて、同じ場所を何度も旋回しました。確かにもどかしかったのですが、時間が余分にかかるだけで、最後には必ずたどり着くと私たちは信じて疑いませんでした」
ビーチではマオリ式のポフィリによる歓迎が行われ、オーストラリアの代表的な歌、ワルチング・マチルダも演奏されました。波乱万丈の旅について語る彼らには、瓶ビールが手渡されました。
出迎えた報道陣に対して、カストリッソン氏は「驚異的なほど素晴らしい経験をした」と語りました。
同氏は、昨年単独でカヤックによるタスマン海横断に挑戦し、ゴールを目前に亡くなったオーストラリア人、アンドリュー・マコーリー氏についても言及しています。「アンドリューは素晴らしい冒険家でした。彼が体験した極限の苦境を思えば、私たちはほんの一部を垣間見ただけに過ぎません」
「困難に襲われて、互いに励ましあいながら明かした夜も何度もありました。」
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