地方

メディア業界用サイトのメールマガジンのご登録はこちら

  1. 登録されたEメールアドレスを第三者に提供したり、配信以外の目的で使用することはありません。
bottom

トピックス

映画

 

世界一珍しいオウムの個体数が増加

2008年4月15日

このほど5羽のひなが無事誕生し、ニュージーランドのカカポの個体数が91羽になりました。また、孵化を間近に控えた卵も2個確認されています。

ニュージーランド固有のカカポは世界でも最も体重のある珍しいオウムです。

ひなが誕生したのは、南島の沖にあるスチュアート島に近いコッドフィッシュ島です。島全体が害獣を駆除した保護区で、4月上旬に5羽のひなが保護されました。

自然環境での生存率を向上させるため、ひな鳥は現在ネルソンにある専用施設で人工飼育されています。

計7羽という増加数は少ないようにも思えますが、環境保全省(DOC)によると、すばらしい成果だということです。

カカポ保護プログラムのリーダーであるエマ・ニール氏は、86羽から91羽に個体数が増えたことは「数年に一度しか繁殖期がない鳥としてはすばらしい」成績だと述べています。

DOCのスタッフとボランティアはひな鳥を確実に誕生させるために、万全の配慮をしてきました。ボランティアのメンバーは巣の近くにテントを張り、雌がきちんと抱卵しているかを確認し、巣から離れたら卵の温度が下がらないように保温パッドを当ててやるという、夜も寝ずの番をしたのです。

ニール氏はまた、2005年には58%であった孵化率が今年は100%になる点でも朗報と受け止めています。

環境保全大臣のスティーブ・チャドウィック氏は、今回のニュースはニュージーランドの個体回復プログラムの水準の高さを国際的にも示すものだ、とコメントしています。

前回の2005年の繁殖期に誕生したカカポは4羽でした。また、最高記録は2002年の24羽でした。

カカポは起源の古い大型のオウムで、夜行性の飛べない鳥です。かつてはニュージーランド全土に多数生息していましたが、人間と外来のほ乳類の影響で激減し、絶滅寸前の状態にあります。



こちらの関連トピックスもご覧ください

 

 

Kakapo - native NZ parrot
Kakapo - native NZ parrot