bottom

 

 

4月

 

検索: 4月

キーワード:

 

 

世界環境デーに向けてニュージーランドが始動

2008年4月21日

小学生から一国の首相まで、全国各地のニュージーランド人が世界環境デーに向けて動き始めています。

ニュージーランドの環境問題に対する積極的な取り組みは国際的にも認められており、同国は2008年の世界環境デーを記念する国際会議の開催国に選ばれています。今年の主な議題は、「悪い習慣」をやめ、経済活動や日常生活における二酸化炭素排出量を削減することです。6月5日、開催地のウエリントンには、世界各国の首脳や主要国際報道陣が集まります。

世界環境デーに伴うイベントは首都ウエリントンを中心に多数予定されていますが、全国各地のコミュニティでも環境に対する貢献をアピールする催しがあります。

その内容は、芸術作品や写真の展示、絵画とポスターのコンテスト、表彰式、シンポジウム、レクチャー、見本市、オークション、フェスティバル、ファンランなど多岐にわたります。世界環境デーに連動したイベントは、世界各国でも企画されています。

世界規模の啓発活動
環境に対する問題意識を国際的に高め、各国政府による対策を促そうとする国連にとって、世界環境デーは重要な機会となっています。この日は、環境問題の全容を浮き彫りにすること、持続的かつ倫理的な発展のために一人一人が行動を起こすよう呼びかけること、地域社会を軸にした取り組みの大切さを理解してもらうこと、より安全で豊かな未来のために世界各国の人々と協力し合うことなどを主な議題とした会議が行われます。

1972年に発足した世界環境デーのイベントは、毎年場所を変えて開催されています。ニュージーランドは世界に先駆けて排出ガス削減とカーボンニュートラルな経済の実現に向けて積極的に動いているとして、今年のホスト国に選ばれました。

カーボンニュートラルを目指す具体策としては、建造物や電気製品の省エネルギー化や、森林による温室効果ガスの相殺などが注目されています。地球の温暖化に関わる排出ガスの20%は、森林の伐採がもたらしているとも言われています。

林業を主幹産業のひとつとし、森林保護にも熱心なニュージーランドは、世界環境デーを機に、優れた技術と森林管理が地球温暖化対策の具体的な目標の達成において果たす役割に焦点をあてようとしています。

ニュージーランドのヘレン・クラーク首相は地球規模の環境保全対策の一環として、自国の排出ガス削減を推進しています。「気候変動という課題に取り組むにあたっては、二酸化炭素を排出する悪い癖を矯正することを世界規模の目標としなければなりません。世界環境デーは諸外国の改善策から学ぶ機会でもあるので、とても楽しみにしています」と首相は語っています。

こちらの関連トピックスもご覧ください