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ニュージーランド航空がバイオ燃料を導入?

2008年5月28日

ニュージーランド航空では近い将来、国内線全便をバイオ燃料で運航する可能性があるということです。

同社チーフ・エグゼクティブのロブ・ファイフ氏は、ジェット燃料が高騰する中、コスト的に優れた代替燃料となるのが、現在急速に開発が進んでいるバイオ燃料だと述べています。

同社では航空機メーカーのボーイングおよびエンジンメーカーのロールス・ロイスと共同で、バイオ燃料の商業利用試験を行っています。来年前半にはバイオ燃料と灯油をブレンドした燃料を使ったテスト飛行が計画されています。

非食用のナッツを利用
燃料には非食用植物ヤトロファ(ナンヨウアブラギリ)の油分を多く含む実や藻類を原料とするものが使われます。これらは食用作物ではなく、食用作物から農地を奪うこともないため、次世代バイオ燃料の原料として注目されています。

ヤトロファは熱帯地域の不毛な土地で生育する非食用作物なので、食糧供給に影響を与えることもなく持続的に栽培が可能です。

ファイフ氏によると、ニュージーランド航空はこういったバイオ燃料を使用するための技術的な基準を満たすことができそうだということです。

「国内線全便をバイオ燃料のみで運航することは、理論上は可能です」と同氏は述べています。ボーイングはハワイ・アグリカルチュラル・リサーチ・センターと密接に連携し、商用航空機用の大量生産に向けたヤトロファの研究、栽培を行っています。フィリピンとインドでは車両用バイオディーゼル燃料の原料として実際に使われています

ジェット燃料は先週1バレル172USドルに達し、さらに上昇を続けるとみられています。このためニュージーランド航空では長距離路線において中型旅客機の就航を余儀なくされています。この変更によって、オークランド―ロンドン線だけでも1年に1億USドルのコスト削減が可能だということです。また、運賃の値上げも発表されています。



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