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現代の問題を解決する昔のアイデア

2008年5月27日

とある国家公務員が描いた夢が100年の時を経て実現しようとしています。その夢とは、フィヨルドランド最大の離島を保護区にし、貴重な鳥たちを守りたいというものです。

19世紀、環境保全のために開設された政府機関で職務に就いていたリチャード・ヘンリー氏は、南島のフィヨルドランド国立公園内にあるレゾリューション島を鳥類の保護に役立てようとしていました。当時はオコジョの侵入により断念せざるを得ませんでしたが、その意志は現代に受け継がれ、壮大な害獣駆除計画が始まったのです。

天敵となる動物による危害をなくすため、環境保全省(DOC)は島内の2500ヶ所に罠を仕掛けます。

ニュージーランド政府は2004年の予算でレゾリューション島(ダスキー・サウンドの北、約208㎢)とセクレタリー島(ダウトフル・サウンドの北、約81㎢)を含むフィヨルドランドの環境改善プログラムに700万ドルを割り当てました。

スティーブ・チャドウィック環境大臣は「セクレタリー島での害獣駆除はほぼ完了しています。近い将来2つの島が救命ボートとなり、フィヨルドランドの希少種の鳥たちが絶滅の危機を脱してくれることを願っています」と語っています。

罠を仕掛ける
レゾリューション島の環境を改善するための大規模な害獣駆除は7月に本格的に始動します。

全国でも5番めに大きな島で害獣のいない環境を取り戻すことができれば、絶滅危惧種の鳥類に安全な生息地を提供することができます。これまでの駆除の経験を駆使し、罠を仕掛けて数週間のうちに大半のオコジョを除去する計画になっています。

ニュージーランド固有の貴重な鳥たちを絶滅から救う試みは多数実行されていますが、環境大臣も今回のプログラムが重要な進歩につながると期待しています。

「島はもうすぐオコジョに荒らされる前の本来の姿になるでしょう。リチャード・ヘンリー氏の構想が現代の環境保全に道を開いてくれたのだと思います」



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