格安航空会社 エアアジアX、ニュージーランドで営業開始
2010年12月1日
世界の格安航空会社の中でも急成長を遂げているエアアジアXが、本日クライストチャーチで営業を開始しました。南島への旅行需要喚起へ大きな後押しとなるとともに、ニュージーランドでは今までみられなかった最安の国際線運賃が登場する予定です。
マレーシアを拠点とする同航空は、来年クアラルンプールからクライストチャーチへ長距離路線となる直行便を就航する予定です。航空券は今週にも販売が開始されます。
エアアジアXでは、クライストチャーチ就航キャンペーンとして、クアラルンプールまで片道NZ$99、往復$200の運賃を発表しました。これを利用すれば、クライストチャーチ-ロンドン間はNZ$1000ほどの破格になると予想されています。
エアアジアXとニュージーランドとの間で結ばれた今回の航空協定によって、年間旅行者7万人、地域経済には7000万- $8000 NZドルの経済効果と、何百もの雇用が生み出されるとしています。
クライストチャーチ – クアラルンプールの無料航空券
クライストチャーチの大聖堂広場で行われた就航記念イベントには、旅行業界や航空会社の経営陣をはじめ1000人もの人々が集まり、抽選でクアラルンプールまでの無料往復航空券10枚がプレゼントされました。
低価格で長距離国際線を運航するエアアジアXは、業界でも世界有数の航空会社として認知されています。親会社のエアアジアはアジア、インド、中東、欧州など国内外139都市に路線を展開しています。
エアアジアXのチーフ・エグゼクティブを務めるアズラン・オスマン=ラニ氏は、クライストチャーチをニュージーランド線の拠点に選んだ理由として、魅力的なデスティネーションであることを挙げています。「クライストチャーチ空港から南島を選んだ場合の素晴らしいビジネスケースが提示されました」「将来性の大きさと南島における旅行体験の質の高さが強く印象に残ったのです」
協定の締結に一役買ったニュージーランド政府観光局のチーフ・エグゼクティブ、ケヴィン・ボウラー氏は「ニュージーランド、特に南島にとって、素晴らしいニュースです。アジア全域の需要も好調なので、エアアジアXの就航はまさに好機をとらえたと言えるでしょう」と述べています。
駆け足で視察
クライストチャーチのボブ・パーカー市長も、観光業にとって朗報と受け止め「最大7万人の渡航者増により、経済効果と雇用増が見込まれています。新たな航空会社の乗り入れは、クライストチャーチをニュージーランド観光のハブに位置づけるものです」とコメントしています。
今年初めにはエアアジアXの経営陣が市場視察のためにニュージーランドを訪れました。ホワイトウォーター・ラフティング、バンジージャンプやショットオーバー・ジェットといったアドベンチャーを体験したり、マウント・クックの氷河を訪れ、南島の主要観光地を駆け足で巡りました。
南島の観光
クライストチャーチ国際空港(CIAL)のデビッド・マッケンジー会長は、「ニュージーランドといわずとも、南島だけでも十分な旅行先となることは疑いの余地がありません。エアアジアXのような航空会社がもっとクライストチャーチ空港を直接の玄関口に多くの旅行者を呼び込んでくれると考えています」と、エアアジアXの就航が南島の観光に大きく貢献すると語っています。
旅行機会の増大
CIALのCEO、ジム・ボールト氏によると、エアアジアXの航空便が増えることで、クライストチャーチの住民も世界中へ旅行する機会が増えることになる、と述べ「格安航空をうまく利用するために、多くの人々がオークランドやウエリントンからクライストチャーチへ移動することも予想されます。これは双方にとってプラスになる筋書きといえます」とコメントしています。
同社は2007年の設立以来、路線を急速に拡大し、毎年新しい路線を増やしています。A330-300とA340-300を含むエアバスの最新型機も運航しています。
2011年4月頃からクライストチャーチへ週4便を運航、将来的には毎日運航のスケジュールを目指しているということです。
詳しい情報
クライストチャーチ - カンタベリー地方
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